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本日の一曲 vol.242 サイモンとガーファンクル 4月になれば彼女は (Simon & Garfunkel: April Come She Will, 1966)

川村元気さんの小説「四月になれば彼女は(2016)」が佐藤健さん、長澤まさみさん、森七菜さんら出演で映画化されました(2024)。

もちろんこの題名の由来は、サイモンとガーファンクルの楽曲です。1966年にリリースされた彼らのアルバム「サウンド・オブ・サイレンス(Sounds Of Silence)」に収録されていました。ポール・サイモン(Paul Simon)さんのソングライティングによる曲で、2分弱の短い曲ですが、その詩とアコースティックな演奏から当初から親しまれてきた曲です。

詩はイギリスの童謡の「カッコー」からの引用です。当時、ポール・サイモンさんが会った女の子が歌っていたことからインスピレーションを得たそうです。

In April,
Come he will.
In May,
He sings all day.
In June,
He changes his tune.
In July,
He prepares to fly.
In August,
Go he must.

「カッコー」は8月まで、ポール・サイモンさんの方は9月までになってますね。

April, come she will
When streams are ripe and swelled with rain
May, she will stay
Resting in my arms again

June, she’ll change her tune
In restless walks, she’ll prowl the night
July, she will fly
And give no warning to her flight

August, die she must
The autumn winds blow chilly and cold
September, I’ll remember
A love once new has now grown old

映画の方ではサイモンとガーファンクルの曲は使用されていないようです。映画の主題歌は、藤井風さんの「満ちてゆく」が使われました。

(by R)

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