本日の一曲 vol.375 エアロスミス カム・トゥゲザー (Aerosmith: Come Together, 1978)
エアロスミスは、1973年1月にアルバム「野獣生誕(Aerosmith)」をリリースしてデビューしたアメリカ東海岸出身のバンドです。本日は、エアロスミスにまつわるいくつかの事実をご紹介したいと思います。
カム・トゥゲザーをカバー
エアロスミスは、マイケル・シュルツ(Michael Schultz)さん監督、ピーター・フランプトン(Peter Frampton)さんとビージーズ(The Bee Gees)が主演の映画「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド(Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band, 1978)」に出演し、「カム・トゥゲザー(Come Together)」をカバーし、この曲をシングルとしてリリースしました。
名前の由来
ChatGPT3.0は次のように答えてくれました。
「Aerosmithという名前の由来は、バンドのメンバーであるジョーイ・クレイマー(ドラマー)が高校時代に思いついたものです。彼は、「aero」と「smith」という言葉を組み合わせた造語が響きが良いと感じ、これをバンド名にしようと提案しました。
ジョーイ・クレイマーは、この名前を思いついたのは、学校の授業中に空想していた時だったとされています。また、彼が好きだったアーティストであるハリー・ニルソンのアルバム『Aerial Ballet』からもインスピレーションを受けたと言われています。「aero-」は「空中」や「航空」に関連する接頭語で、「-smith」は「職人」を意味するので、Aerosmithという名前は「空中職人」のような意味合いを持ちますが、実際には特に深い意味はなく、響きが良かったために選ばれたということです。」
デビューアルバム「野獣生誕(Aerosmith)」から「ドリーム・オン(Dream On, 1973)」です。
年長者
バンド内での年長者は、ボーカルのスティーヴン・タイラー(Steven Tyler)さんで、1948年3月26日、ニューヨーク生まれです。ちなみにクイーンの年長者はフレディ・マーキュリー(Freddie Mercury)さんで、1946年9月5日生まれ、キッスの年長者はピーター・クリス(Peter Criss)さんで1945年12月20日生まれ、レッド・ツェッペリンの年長者はジミー・ペイジ(Jimmy Page)さんですが、ロバート・プラント(Robert Plant)さんが1948年8月20日生まれで、スティーヴン・タイラーさんと同じ年の生まれで、スティーヴンさんのほうが数か月生まれが早いです。
5枚目のアルバム「ドロー・ザ・ライン(Draw The Line, 1977)」に収録された「キングズ・アンド・クイーンズ(Kings And Queens)」です。
バークリー音楽大学
ギターのブラッド・ウィットフォード(Brad Whitford)さんとドラムのジョーイ・クレイマー(Joey Kramer)さんはバークリー音楽大学に入学し、そこで音楽を学びました。しかし、お二人とも中退したようです。
4枚目のアルバム「ロックス(Rocks, 1976)」 に収録された「コンビネーション(Combination)」です。
売れた音楽家
ウィキペディア(Wikipedia)に「売れた音楽家の一覧(List of best-selling music artists)」という記事があり、エアロスミスは全世界で1億5000万枚以上のレコードを売り上げたとして、アメリカで最も売れたハードロックバンドになっています。
マイケル・ベイ(Michael Bay)さん監督の映画「アルマゲドン(Armageddon, 1998)」のサウンドトラックとしてリリースされた「ミス・ア・シング(I Don't Want to Miss a Thing)」です。
トキシック・ツインズ(Toxic Twins)
「トキシック・ツインズ」とは、スティーヴン・タイラーさんとギターのジョー・ペリー(Joe Perry)さんに付けられたニックネームで、1970年代、このお二人はステージ上でもステージ外でも薬物を濫用していたことが由来です。
1975年にリリースされた3枚目のアルバム「闇夜のヘヴィ・ロック(Toys In The Attic)」に収録されたタイトル・チューンです。
Run-DMC
ヒップホップの先駆者ラン・DMC(Run-DMC)が「お説教(Walk This Way, 1975)」を1986年に「ウオーク・ディス・ウェイ」としてカバーし、これが大ヒットしました。スティーヴン・タイラーさんとジョー・ペリーさんもレコーディングに参加し、当時、エアロスミスは「低空飛行」をしていましたが、この大ヒットで再浮上しました。
TikTok
エアロスミスは、6枚目のアルバム「ナイト・イン・ザ・ラッツ(Night In The Ruts、1979)」で、シャングリラス(The Shangri-Las)の「リメンバー~渚のおもいで(Remember (Walking In The Sand), 1964)」をカバーしましたが、この曲の「オー・ノー(Oh No!)」の部分がTikTokで頻繁に利用されていました。
(by R)
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