見出し画像

本日の一曲 ハイドン・シリーズ 交響曲第40番 フーガ (Sinfonia No.40, 1763)

交響曲第40番は自筆譜が存在し、1763年、エステルハージ家の副楽長時代の作曲で、第12番や第13番と同時期であると言われています。

第40番も、第12番や第13番と同じようになかなか充実した曲で、穏やかで落ち着いた雰囲気の交響曲です。

交響曲第40番ヘ長調(Sinfonia No.40 F Du, Hob.I:40)
第1楽章 Allegro 落ち着きのあるメイン・メロディーにランニング・ベースのような低音部の伴奏がつき、充実感のある楽章になっています。
第2楽章 Andante più tosto allegretto 弦楽合奏によるアンダンテです。スタッカートのメロディーと伴奏が可愛らしい雰囲気を出しています。
第3楽章 Menuet & Trio メヌエットはヴァイオリンとオーボエが、トリオはオーボエとホルンがメロディーを奏で、オーボエが活躍する楽章です。
第4楽章 Finale-Fuga. Allegro フーガ(遁走曲)になっている楽章です。

デニス・ラッセル・デイヴィーズ(Dennis Russell Davies)さん指揮シュトゥットガルト室内管弦楽団(Stuttgarter Kammerorchester)による演奏です。この音盤は、39番、40番、41番が収録されていますが、モーツァルトの後期3大交響曲との比較という意味なのでしょう。

(by R)

読んでくださってありがとうございます!サポートしていただけるととても嬉しいです!