本日の一曲 ハイドン・シリーズ 交響曲第8番 夕べ (Sinfonia No.8 "Le soir", 1761)
朝昼晩3部作の最後です。「soir」とは、大体夕方から寝るまでの時間を指すそうですが、夜の舞踏会とか音楽会とか晩餐会のことでしょうか。
交響曲第8番ト長調「夕べ」あるいは「晩」(Sinfonia No.8 G Dur, Hob.I:8)
第1楽章 Allegro molto お楽しみの始まりですといった感じでしょうか。
第2楽章 Andante 愉悦を感じるアンダンテです。
第3楽章 Menuetto & Trio 昼に続いて、またもやコントラバスが大活躍。
第4楽章 La tempest. Presto 「La Tempest」とは「嵐」のことです。弦楽器の下降音型が降雨、フルートの音型が稲妻だとWikipediaにはあります。ただ、ハイドンさんがエステルハージ家へ献呈した初期の3部作の最後を飾る楽章で、悪天候の描写をしたのでしょうか?おそらく「嵐」とは天気のことではないと思います。音楽会がクライマックスを迎えた感じです。
バーゼルのハイドン生誕300年企画、イル・ジャルディーノ・アルモニコの演奏です。
バスク国立管弦楽団による演奏です。
追伸(2024/06/14)
音楽之友社「新時代の名曲名盤500+100」での推薦盤です。ハイドン生誕300年記念企画のジョヴァンニ・アントニーニさん指揮イル・ジャルディーノ・アルモニコのCD音源です。
(by R)
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