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本日の一曲 ハイドン・シリーズ 交響曲第57番 雌鳥と雄鶏 (Sinfonia No.57, 1774)
交響曲第57番も残された自筆譜から1774年の作品であることが分かるそうです。第4楽章にバロック時代の作曲家アレッサンドロ・ポリエッティ(Alessandro Poglietti)さんが作曲した「騒いでいる雌鳥と雄鶏のカンツォーナとカプリッチョ(Canzona and Capriccio on the Racket of Hen and Rooster)」のメロディーが使われているとのことです。
イーゴリ・キプニス(Igor Kipnis)さんのチェンバロ演奏で、ポリエッティさんの「騒いでいる雌鳥と雄鶏のカンツォーナとカプリッチョ」です。
交響曲第57番ニ長調(Sinfonia No.57 D Dur, Hob.I:57)
第1楽章 Adagio - Allegro ハイドンさんの交響曲の中で最も長い序奏から、品格を感じさせるアレグロとなります。
第2楽章 Adagio 弱音器を付けたヴァイオリンが優しく旋律を奏でますが、単発的にフォルテが鳴り響くところがあります。
第3楽章 Menuet & Trio. Allegretto 装飾音付きのひっかかるテーマのメヌエットと、ヴァイオリン・ソロのトリオです。
第4楽章 Prestissimo 先に述べたポリエッティさんの曲と同じメロディーが使われているとのことですが、それよりも3連符が連続するリズムが鳴いている鶏の「コッコッコッ」と同じです😊
ニコラス・マギーガン(Nicholas McGegan)さん指揮フィルハーモニア・バロック管弦楽団(Philharmonia Baroque Orchestra)の演奏です。
(by R)
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