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本日の一曲 vol.52 ジェームス・ブラウン ファンキー・ドラマー (James Brown: Funky Drummer, 1970)

本日ご紹介するのは、「ミスター・ダイナマイト」「ファンクの帝王」ジェームス・ブラウンさんの曲です。彼の本当にたくさんある楽曲の中から、もはや終わってしまった「タモリ倶楽部」の名物コーナー「空耳アワー」の傑作とされる「ファンキー・ドラマー」です(問題の箇所😊は1:16あたりからです)。

お聴きになればおわかりになると思いますが、グルーヴ感のあるリズムに、旋律がほとんどない歌をのせ、ほとんどワン・コードで曲が進むという作りになっています。現在では、ヒップ・ホップ(Hip hop)と呼ばれていますが、その源流といってもよいでしょう。

ジェームス・ブラウンさんの人生は、山あり谷ありでなかなか大変だったのですが、やはり彼の音楽の売れ方も山あり谷ありでした。谷のころ、映画「ブルース・ブラザーズ」(1980)に出演したり、ヒップホップと呼ばれるようになった最初のころ、アフリカ・バンバータ(Afrika Bambaataa)さんと「ユニティ(Unity, 1984)」という曲でコラボしたりしていました。

ジェームスさんは、2006年1月25日に亡くなってしまいましたが、彼の生涯は映画化されています(『ジェームス・ブラウン ~最高の魂(ソウル)を持つ男~』)。この映画には、ミック・ジャガーさんもプロデューサーとして名を連ねています。また、初期のマネージャーであるベン・バート役で、ブルース・ブラーザーズの片割れ役のダン・アルクロイドさんが出演しています。

また、同時期にミックさんをプロデューサーとしてドキュメンタリーも制作されました。

(by R)

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