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本日の一曲 ハイドン・シリーズ 交響曲第90番 R字 (Sinfonia No.90, 1788)

このハイドン交響曲シリーズで最初に紹介させていただいているのが、Brilliant Classicsさん提供の音源で、アダム・フィッシャー(Adam Fischer)さん指揮オーストリア・ハンガリー・ハイドン管弦楽団(Austro-Hungarian Haydn Orchestra)の演奏を、各交響曲の第1楽章から第4楽章をひとまとめにし、2020年10月10日の第1番公開から順次進んでいるものです。ただ、毎日公開しているわけではないので、こちらのハイドン交響曲シリーズが追いついてしまいました。なので、いつもアイキャッチ画像で使用している動画の画像、ハイドンさんがペンを片手に思索しているような肖像画が右手にあるものが使えなくなります。とりあえず、ご紹介する動画のものを使い、Brilliant Classicsさんの方で公開したら、差し替えていこうかと思います。

交響曲第90番、第91番、第92番の3曲は、フランスのドーニ伯爵から依頼されて作曲されたため、「ドーニ交響曲」と呼ばれています。交響曲第90番は、第88番の「V字」と同じく「R字」と呼ばれていたこともありました。ただ、ハイドンさん、この3曲を二重売却したらしく、トラブルのあった3曲でもあります。

交響曲第90番ハ長調(Sinfonia No.90 C Dur, Hob.I:90)
第1楽章 Adagio - Allegro assai 厳かな序奏部から宮廷風のアレグロになります。
第2楽章 Andante ファゴット、フルート、オーボエが順次メロディーを吹いていく変奏曲です。
第3楽章 Menuetto: Allegretto フランス趣味風?のメヌエットです。トリオはオーボエが活躍します。
第4楽章 Finale: Allegro assai 有名なエンディングの「偽休止」が忍び込んでいます。

ライアン・バンクロフト(Ryan Bancroft)さん指揮タピオラ・シンフォニエッタ(Tapiola Sinfonietta)の演奏です。「偽休止」が成功したライヴの動画です。

第2ヴァイオリンの首席は、城代さや香さんです。

以下、プレイリストです。
カール・ベーム(Karl Böhm)さん指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(Wiener Philharmoniker)の演奏
ベーラ・ドラホシュ(Béla Drahos)さん指揮ニコラス・エステルハージ・シンフォニア(Nicolaus Esterházy Sinfonia)の演奏
トーマス・フェイ(Thomas Fey)さん指揮ハイデルベルク交響楽団(Heidelberger Sinfoniker)の演奏
フランス・ブリュッヘン(Frans Brüggen)さん指揮18世紀オーケストラ(Orchestra Of The !8th Century)の演奏
です。

追伸(2024/06/28)

Brilliant Classics さんの方で動画が公開されましたので、ご紹介します。アイキャッチ画像の方も差し替えます。

(by R)

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