本日の一曲 vol.376 レッド・ツェッペリン 幻惑されて (Led Zeppelin: Dazed And Confused, Live 1976)
レッド・ツェッペリンの「幻惑されて」は、セルフタイトルのデビューアルバム(1969)に収録された曲ですが、ライブでは定番の曲でした。
レッド・ツェッペリンは、1976年10月、1973年7月に行われたアメリカ・ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンでのコンサートを映画「レッド・ツェッペリン狂熱のライヴ」として公開しました。
本日ご紹介する「幻惑されて」は、この映画のサウンドトラックとして同じく1976年10月にリリースされた「永遠の詩(狂熱のライヴ)」(The Soundtrack From The Film The Song Remains The Same)に収録されたものです。ただし、当初のリリースはレコードへの収録の関係だと思いますが、一部カットされた部分があり、リイシュー盤はほぼ完全な形に復元されていると思います。YouTubeに公開されているものもリイシュー盤だと思います。
レッド・ツェッペリンのサウンドの要(かなめ)は、リズム隊であるジョン・ポール・ジョーンズ(John Paul Jones)さんのベースとジョン・ボーナム(John Bonham)さんのドラムにあったと思います。印象としては、この「狂熱のライヴ」のときのジョン・ボーナムさんは全体的には少々お疲れだったのかなと思いますが、この曲のときは全開でプレイしていたと思います。
映画では、ギターのジミー・ペイジ(Jimmy Page)さんがヴァイオリンの弓を使ってプレイするときに、「天国への階段(Stairway To Heaven)」が収録された4枚目のアルバム「レッド・ツェッペリンIV(Four Symbols, 1971)」 の内ジャケットのイラストと同じ映像がカラフルに展開され、とても印象的なところでした。
レッド・ツェッペリンというと、人気投票やランキングなどでは上位常連のバンドですが、そのライヴはともかく長時間だったことで有名で、本日ご紹介した「幻惑されて」も1曲で30分近くも演奏してしまうということからして、レッド・ツェッペリンは、実力派のライブバンドであったと思います。
(by R)
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