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本日の一曲 ハイドン・シリーズ 交響曲第87番 不遇 (Sinfonia No.87, 1785)

交響曲第87番は、パリ交響曲の中では3番目に作曲されたものだということです。第86番と同じく「最高のものの一つ」だと思うのですが、愛称がついていないせいか、あるいは、「パリ交響曲」ということで6曲ひとまとめにされているせいか、頼みのWikipediaにもこれといったエピソードがなく、これまでにもカラヤン盤、バーンスタイン盤、デュトワ盤など名盤があるにもかかわらず、「不遇」の一曲だと思います。

交響曲第87番イ長調(Sinfonia No.87 A Dur, Hob.I:87)
第1楽章 Vivace 溌剌とした楽章で、元気をもらえる音楽です。
第2楽章 Adagio 穏やかな楽章ですが、フルート、オーボエ、ファゴットが気持ちよくメロディーを奏でます。
第3楽章 Menuet & Trio 軽やかな装飾音付きのメヌエットとオーボエが活躍するトリオです。
第4楽章 Finale. Presto 爽快なフィナーレで、第1楽章と同じく元気をもらえます。

ハイドン生誕300年記念企画、ジョヴァンニ・アントニーニ(Giovanni Antonini)さん指揮バーゼル室内管弦楽団(Kammerorchester Basel)の演奏です。

以下プレイリストです。
シャルル・デュトワ(Charles Dutoit)さん指揮モントリオール・シンフォニエッタ(Sinfonietta de Montréal)の演奏
ヘルベルト・フォン・カラヤン(Herbert von Karajan)さん指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(Berliner Philharmoniker)の演奏
レナード・バーンスタイン(Leonard Bernstein)さん指揮ニューヨーク・フィルハーモニック(New York Philharmonic)の演奏
が含まれています。

Daisyさんの鑑賞記です。

(by R)

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