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本日の一曲 ハイドン・シリーズ 弦楽四重奏曲第7番~第12番 作品2 1~6番 (Haydn: String Quartet Op.2 No.1-6, 1766)

ハイドンさんの初期弦楽四重奏曲の第7番から第12番のプレイリストです。

ハイドンさんの作品の番号についてですが、まず出版された順番の番号が作品番号、オーパス(Opus)何番というもので、その作品の中に枝番号がついている場合があり、この作品番号2(Op.2)についても1番から6番までついています。

そして、弦楽四重奏曲という曲のスタイルにより、通し番号がついていて、これが、「弦楽四重奏曲第何番」というものです。この作品2の1番から6番までは、弦楽四重奏曲の第7番から第12番ということになります。

さらに、オランダの音楽学者でアントニー・ヴァン・ホーボーケン(Anthony van Hoboken)さんがハイドンさんの作品を整理してつけた「ホーボーケン番号(Hob.)」というのがあります。ホーボーケン番号は、曲の種類にローマ数字が割り当てられ、普通の数字はその曲の種類の中の通し番号になっています。弦楽四重奏曲はローマ数字の「III」が割り当てられており、作品番号(オーパス)2の1番から6番までは、「Hob.III:7」~「Hob.III:12」という番号がついているというわけです。


第7番イ長調 Op.2-1

弦楽四重奏曲第7番イ長調(String Quartet No.7 A Dur Op.2-1 Hob.III:7)
メロス四重奏団(Melos Quartet)の演奏です。

第8番ホ長調 Op.2-2

弦楽四重奏曲第8番ホ長調(String Quartet No.8 E Dur Op.2-2 Hob.III:8)
シュナイダー四重奏団(The Schneider Quartet)の演奏です。

第9番変ホ長調 Op.2-3

弦楽四重奏曲第9番変ホ長調(String Quartet No.9 Es Dur Op.2-3 Hob.III:9)
コダーイ四重奏団(Kodály Quartet)の演奏です。

第10番ヘ長調 Op.2-4

弦楽四重奏曲第10番ヘ長調(String Quartet No.10 F Dur Op.2-4 Hob.III:10)
ブッフベルガー四重奏団(Buchberger Quartet)の演奏です。

第11番ニ長調 Op.2-5

弦楽四重奏曲第11番ニ長調(String Quartet No.11 D Dur Op.2-5 Hob.III:11)
タネーエフ四重奏団(Taneyev Quartet)の演奏です。

第12番変ロ長調 Op.2-6

弦楽四重奏曲第12番変ロ長調(String Quartet No.12 B Dur Op.2-6 Hob.III:12)
エンジェルス弦楽四重奏団(The Schneider Quartet)の演奏です。

(by R)


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