マガジンのカバー画像

本日の一曲 20世紀第4四半期の音楽

141
連載「本日の一曲」のうち、1976年~2000年の音楽をまとめました。
運営しているクリエイター

#ピンク・フロイド

本日の一曲 vol.214 四人囃子 カーニバルがやってくるぞ(パリ野郎ジャマイカへ飛ぶ) (1976)

四人囃子の「四人」とは、ギターの森園勝敏さん、ドラムスの岡井大二さん、ベースの中村真一さん、キーボードの坂井秀実さんのことで、高校生の頃から活動を始め、18歳にして、ピンク・フロイド(Pink Floyd)の「エコーズ(Echoes)」を完璧に演奏できるバンドとして名を馳せていました。 四人囃子には、1974年にリリースされたメジャー・デビュー・アルバム「一触即発」という大傑作がありますが、四人囃子は、以降、メンバーチェンジを繰り返し、やっている音楽もだんだんと変化していっ

本日の一曲 vol.116 1980年代女声ドラマティック・ヴォーカル集 (1/3) ケイト・ブッシュ リーヴ・イット・オープン (Kate Bush: Leave It Open, 1982)

ケイト・ブッシュさんというと、昨年、ネトフリのドラマ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」で、ケイトさんの1985年リリースの「愛のかたち(Hounds Of Love)」に収録された「神秘の丘(Running Up That Hill」が使用され、ヒットしたことは記憶に新しいところです。 本日ご紹介するのは、「愛のかたち」の一つ前、1982年にリリースされた「ザ・ドリーミング」からの一曲「リーヴ・イット・オープン」です。 もともとケイトさんは、ピンク・フロイド(Pin