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本日の一曲 20世紀前半のクラシック音楽

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連載「本日の一曲」のうち、1901年~1950年のクラシック音楽をまとめました。
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2023年12月の記事一覧

本日の一曲 vol.140 ガーシュウィンのヴァイオリン曲 (George Gershwin: Tunes played by violin)

ジョージ・ガーシュウィンさんは、1898年生まれのアメリカの作曲家です。ジョージさんのお兄さんが作詞家のアイラ(Ira Gershwin)さんで、アイラさんが歌詞を作り、ジョージさんが曲を作るという共同作業をしていました。そこで、オペラ「ポーギーとベス」を始め、たくさんの歌曲が作られました。 ところが、ジョージさんは体調がすぐれず、1937年に38歳の若さで亡くなってしまいます。ジョージさんは、まさしく「モーツァルト以来の天才」だったと思います。 ところで、著作権の保護期

本日の一曲 vol.133 ウッディ・ハーマンと彼のオーケストラ ウッドチョッパーズ・ボール (Woody Herman and his Orchestra: Woodchopper's Ball, 1938)

ウッディ・ハーマンさんは、1913年生まれのアメリカのジャズ・クラリネット奏者で、彼のビッグ・バンドのリーダーです。彼のバンドは、「ザ・ハード(The Herd)」と呼ばれていました。彼らの曲で、1938年、日本では昭和13年に録音された「ウッドチョッパーズ・ボール(木こりの舞踏会)」を紹介します。この曲のレコードは、当時100万枚を売り上げたそうです!1938年は、ウッディさんが25歳くらいになりますね。 彼のバンドの1964年ころの映像です。 この曲を1968年にイギ