2023年9月の記事一覧
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本日の一曲 vol.43 プロコフィエフ ヘブライの主題による序曲 (Prokofiev: Overture on Hebrew Themes, 1920)
先日(vol.38)は和の土俗的要素のある楽曲のご紹介でしたが、本日は西洋、ユダヤを感じる「ヘブライの主題による序曲」をご紹介したいと思います。 作曲者はS.プロコフィエフで、ユダヤ民族に伝わる旋律を取り入れ見事にユダヤを表現した1曲です。クラリネットによる、この曲のテーマフレーズとも言えるヘブライ(ユダヤ)を瞬時に彷彿させる特徴的なメロディから始まり、中間部にピアノとの弦楽器との美しいハーモニーが奏でられます。元々の編成はクラリネット、ヴァイオリン2、ヴィオラ、チェロ、ピ
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本日の一曲 vol.23 ラヴェル ラ・ヴァルス (Ravel: La Valse, played by piano, 1920)
本日ご紹介するのは、管弦楽の魔術師と呼ばれるラヴェルが作曲したオーケストラのための曲「ラ・ヴァルス」をピアノで演奏したものです。ラヴェルの曲で最も有名なのは「ボレロ」かと思いますが、「ラ・ヴァルス」とは「ワルツ」のことで、ラヴェルが「美しき青きドナウ」などで有名なヨハン・シュトラウスのワルツをリスペクトして作曲したものです。 もともとオーケストラのために作曲したものですので、これをピアノの演奏で聴いてみると、なるほど、そういう音が鳴っていたのか!と感心させられます。 まず