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本日の一曲 21世紀の音楽

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連載「本日の一曲」のうち、21世紀の音楽をまとめました。
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#カルロス・クライバー

本日の一曲 vol.259 アップル・ミュージック 雷の音 (Apple Music Playlist: Thunderstorms, 2024)

なにかとお思いになるかもしれませんが、アップル・ミュージックのプレイリストに「雷の音」というのがありましたので、これをご紹介します。なにかと言いますと、「雷雨」の音を集めた環境音です。音楽ではありません。人によって雷雨の音をどう感じるのかはそれぞれだと思いますが、筆者などは、閉じ込められた密室感といいますか、閉塞感といいますか、胎児がえりの感覚なのか、そんな感じがします。 アップル・ミュージックに限らず、YouTubeなどでも「雷の音」などで検索すれば出てきますので、その他

本日の一曲 vol.101 エリック・シュルツ 跡を残さない~指揮者カルロス・クライバー (Eric Schulz’ film: Traces to Nowhere - The conductor Carlos Kleiber, 2016)

最近、カルロス・クライバーさんが指揮した椿姫を紹介しました。 カルロスさんが2004年に亡くなった後、エリック・シュルツさんがカルロスさんの妹さん、ミヒャエル・ギーレンさん、ブリギッテ・ファスベンダーさん、プラシド・ドミンゴさん(前述の椿姫でのアルフレード役)、オットー・シェンクさんなどにインタビューをした、カルロスさんのドキュメンタリーが制作されました(「Tracers to Nowhere」)。英語の字幕付きであり、ブラウザの翻訳機能を使えば、日本語字幕としてみることが