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本日の一曲 21世紀の音楽

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連載「本日の一曲」のうち、21世紀の音楽をまとめました。
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2023年12月の記事一覧

本日の一曲 vol.137 銀杏BOYZ DO YOU LIKE ME (2020)

俳優の萩原みのりさんが引退するとのニュースが入ってきました。 いろいろなご事情がおありになるのでしょうけれども、バンドでも解散といってもいつでも再結成していますので、いつ戻っていらしてもウエルカムでお待ちしています。才能のある方ですから。 コロナ時代の銀杏BOYZのミュージック・ビデオに萩原さんと仲野太賀さんと共演されて、とても切ない作品に仕上がっていますので、ぜひご覧になってください。ただし、R15くらいかもしれないです💦 以下、主演された映画です。 (by R)

本日の一曲 vol.135 ヴィキングル・オラフソン タイニー・デスク・コンサート (Víkingur Ólafsson: Tiny Desk Concert, 2020)

はじめにヴィキングル・オラフソンさんは、1984年2月14日生まれ、アイスランドのピアニストです。今月来日公演を行ったばかりです。 Tiny Desk Concert著名なアーティストを呼んで、ホーム・コンサートを収録しているNPRMusicさんのTiny Desk Concert に2020年8月に出演されています。ご本人の英語でのお話もありますが、字幕の設定(英語の自動設定)をオンにして、ブラウザの翻訳機能を使うと多少はわかります😄 前島秀国さん推し前島秀国さんが推

本日の一曲 vol.132 アラン・メンケン ディズニー・ソング・メドレー (Alan Menken: Disney Song Medley, 2011)

はじめに先日、アメリカの作曲家としてジョン・ウィリアムズさんを紹介しました。ジョンさんを紹介したなら、アラン・メンケンさんも忘れてはいけません。アランさんは、1949年7月22日、ジョンさんと同じアメリカ・ニューヨークの出身で、1967年の18歳の年にニューヨーク大学に進学し、1971年の22歳の年に大学の音楽学部を卒業しましたが、20代はなかなか目が出ず、30代でだんだんと仕事をこなすようになり、40歳のときの「リトル・マーメイド」の音楽で大ブレイクをしたのです。 以下

本日の一曲 vol.131 マイケル・ナイマンのピアノ音楽 (Jeron van Veen: Michael Nyman Piano Music, 2017)

マイケル・ナイマン(Michael Nyman)さんは、1944年生まれのイギリスの作曲家です。マイケルさんは、作曲家として活動する前は音楽評論家として活動しており、「ミニマリズム(Minimalism)」の命名者として有名かも知れません。「ミニマル(minimal)」は、「マキシマル(maximal)」の反対語で「最小限」という意味で、「ミニマリズム」とは、無駄なものを削ぎ落としていき、本質的なものだけを残すという意味合いです。 マイケルさんは、1976年ころから作曲活動

本日の一曲 vol.114 メタリカ フランティック (Metallica: Frantic, 2003)

メタリカは、1983年のメジャーデビュー以降、現在まで40年のキャリアを誇るメタルバンドです。活動歴が長いため、ヘヴィーメタルといっても、音楽性に変化があり、本日ご紹介する「フランティック」が収録された2003年6月リリースの「セイント・アンガー(St. Anger)」についてもファンの評価が分かれるところです。 このアルバムは、デンマーク出身のラーズ・ウルリッヒ(Lars Ulrich)さんのプレイするドラムのスネアの音に特色があり、これが評価が分かれるところだと言われて