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本日の一曲

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さくらMusic officeでは、新企画「本日の一曲」をスタートしました! この「本日の一曲」では、ジャンルにこだわらず、時にはアーティストや時代背景にも触れながら、誰もが知…
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#邦楽

本日の一曲 vol.338 人間椅子 無常のスキャット (2019)

人間椅子は、中学生時代から知り合いの青森県弘前市出身の和嶋慎治さんと鈴木研一さんの二人が大学進学後の大学3年生の時、1987年に「人間椅子」と命名したバンドが始まりです。1988年の大学4年生の就職活動の時に2人は就職しないでバンドをやることにし、1989年に「いか天」に出演して有名になりました。 「いか天」については、一度触れたことがありました。 バンド名の「人間椅子」とは、江戸川乱歩さんの小説「人間椅子」が由来です。江戸川乱歩作品はたくさんの書店から出ており、版もたく

本日の一曲 vol.336 フジファブリック クロニクル (2009)

先日、フジファブリックから「フジファブリックからの大切なお知らせ」があり、活動休止になるということでした。 フジファブリックは、2009年1月にスウェーデンのストックホルムでレコーディングをして、5月に「CHRONICLE」をリリースしました。 その年の12月24日に志村正彦さんは急逝されてしまうのですが、それから約15年間、残されたフジファブリックの皆様には、本当にお疲れ様でしたと言いたいです。 (by R)

本日の一曲 vol.330 打首獄門同好会 カモン栄一 (2024)

昨日になりますが、2024年7月3日、新札が発行されました。 これに伴い、「カモン諭吉」をリリースしていた打首獄門同好会も昨日「カモン栄一」をリリースしました。 「カモン諭吉」のリリースは、2012年になりますが、当時から軍勢は20万と変わらず、非常に残念です。 再び嘉門タツオさんが出演されているのも嬉しいです。 ⚠️⚠️⚠️注意⚠️⚠️⚠️ 打首獄門同好会は、スリーピースのロック・バンドであり、楽曲の録音に際しては、細心の心配りをしておりますので、その音楽を楽しむ

本日の一曲 vol.328 大間々昂 死刑にいたる病 (2022)

2022年に公開された白石和彌監督の映画「死刑にいたる病」は、櫛木理宇さんの同名の小説を原作にしたもので、阿部サダヲさん、岡田健史さんが主演、その他岩田剛典さん、中山美穂さん、宮崎優さんらがご出演されています。 映画は、1991年公開のアメリカ映画「羊たちの沈黙」のレクター博士ばりのシリアルキラー「榛村大和」を阿部さんが演じたもので、なかなか恐ろしいお話です。 この映画で音楽を担当されたのが、大間々昂さんでまだ30代半ばの若い作曲家の方で、ピアノトリオをメインにしたテーマ

本日の一曲 vol.262 打首獄門同好会 音楽依存症生活 (2013)

打首獄門同好会については、以前ご紹介しました。 本日ご紹介する「音楽依存症生活」は、音楽ファン、あるいは音楽を日常的に鑑賞している人々にとっての真実を指摘した歌が歌われています。 音楽に魅入られた俺達は 耳の穴から注いだ何かを どういうワケだか力に変えてる 音楽依存症の俺達は 今日も不快にまみれた世界を テンションだけで切り抜ける テンションだけで乗り切れる 音楽のリスナーは、耳から入ってくる何かによって、なぜか気持ちが変化して、その変化を享受しているわけです。 リ

本日の一曲 vol.250 大塚愛 さくらんぼ (2003)

さくらんぼ(2003年)大塚愛さんは、1982年9月9日生まれの大阪出身のアーティストです。本日ご紹介するのは、大塚愛さんの2003年12月リリースの2枚めのシングル曲「さくらんぼ」です。恋愛がうまくいっていることを歌った、とてもアッパーかつ元気な曲で、エンディング近くになり、「もう1回」と言って、終わらないリフレインも受けました。 大塚愛さんご本人は、果物としてのさくらんぼは大嫌いなんだそうで、ただ「さくらんぼ」という5文字が歌詞にはまったため、このような曲になったそう