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サイパンの珊瑚の産卵観察プロジェクト2020 第11話 8日目 第一回調査ダイブ最終日のはなし

こんにちは。サイパンのマリンスポーツショップSAKURA MARINEのインストラクターのAKARIです。

いよいよ『サイパンの珊瑚の産卵観察プロジェクト 2020』もいよいよ今夜で最終日。今回の調査は「第1回調査」と称して今年の7月の満月(7月5日)から次のラストクォーター(下弦の月)の7月12日までとしています。

前回までのおはなしはこちら。

さぁ、いよいよラストナイトとなりました。今回は満月から下弦の月までの調査を予定していました。

たまたま下弦の月の前日の『超激アツナイト』に参加できたのが4人で、せっかくここまで来たのに、参加してくれたみんなが産卵を見られないのは残念過ぎる・・・ちょっとでも関わってくれたメンバーには少しでも産卵を見てほしい!!!これが唯一の望みでした。

最終日になってやっと全員揃いました。テンションMAXです。本当にこのプロジェクト始めてよかった。マジで良いメンバーに恵まれました。

本当にそれぞれ得意分野があって、それぞれ助かった。

こういう風に自分が得意な分野で活躍できる場があることがありがたい。

そして、何より今回のプロジェクトを手放しで応援してくれたサポーターの皆様のおかげで、ワタシの18年のサイパンライフを覆すような衝撃を受けることができました。

あらためて御礼申し上げます。本当にありがとうございます。

さぁ、ラストナイトはいったいどういう状態だったのか!?

気になりますよね??実は、サイパンでサンゴの産卵を見たことがある!という方にいろいろインタビューした結果、たまたま目撃した方が多かったことが分かりました。そして、データを整理すると下弦の月の前日が熱いこともわかりました。そしてそして、下弦の月の当日の様子は、誰も知らないこともわかりました・・・(;'∀')

実は、我々の活動を見て、『見たい!!!』と思ってくださった方も今回たくさんいらっしゃって、地元の韓国人インストラクターチームとか、なんとロタ島のブルーパームスの高久さんたちもロタ島で見に行ってくれることになりましたΣ(゚Д゚)。すごいなぁ。ありがたいねー。気になりますよね!サイパンとロタは違うのか!一緒なのか!?

やっぱり、動き始めるといろんな人を巻き込んで、予想外の広がりをみせるんですね・・・ほんと、楽しい。

さぁ、昨日の夜はこんな不思議な生物を発見しました。

たぶん、ウニの仲間。

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なんか、これも何かを放出していたんです。ナマコの放精みたいなかんじで。とにかく、サイパンは下弦の月の前後は、パーリナイツなんですね。

いつもどおり、共有しているサンゴを観察、撮影をして進めていったのですが。。。なんと、いつも撮影担当のYouTuber野々垣くんのカメラが・・・

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最終日は、気が緩みがちだからケガには十分に気をつけてくださいという校長先生・Hiroshiくんからのお話があったのに・・・・これです・・・(;'∀')

では、久々に参加できたスグルくん(通称・博士)に撮影をゆだねようと思ったら・・・

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Oリングはみ出してますけど・・・・・(;'∀')

ありえない凡ミスが続きます。

最終日って怖いわ。

それでも、前日に盛大に産卵してくれたキクメイシサンゴが産卵してくれました!

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なんと、同じサンゴでも翌日産卵することが分かりました!これって重要!!

だけど、感覚で言うと下弦の月の前日が100%だとしたら、昨日の産卵の量は5%くらい。

だから、タイミングを逃すと生まれる瞬間を目撃することができません。

これって、もしゲストをお連れするうえでとても重要な情報!

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産んでる瞬間は見られなくても中層に浮かぶバンドル(卵)はこんな風に幻想的に見ることができます。

何回見てもため息が出るくらいの不思議な感覚です。

ということで、とにかく今回一緒に潜ったメンバーは無事さんサンゴの産卵を目撃することができました。これ、重要。

そして、今回一緒にプロジェクトを遂行したメンバーはみんな口をそろえて言うのは

『この光景をぜひゲストに見せたい!!!』

これに尽きますよね。本当にいつも潜りに来てくれている皆様に共有したいっっ!間違いなく感動する!

そして、気になっている方も多いでしょう!!ロタ島からの情報。ブルーパームスさんによると、サンゴの産卵は確認できなかったけど、波打ち際とか水面とか生臭かったんだって!!やっぱり、ロタ島も同じ時期なんだ!!

実は、ブルーパームスの高久さんも長年ロタ島のガイドさんだけど、バンドル(卵)を見たことがないんだって( ´艸`)ワタシたちといっしょだね!!

確かにこのシーズン、本来だったらベストシーズンだからゲストがたくさん来てくださっているんです。だから、(といってはアレだけど)こんなじっくり調査なんてできなかったのは正直なところ。

でも、幸か不幸かコロナでこんな状態で・・・・誰も来られない状態。

これをどう活用するかってところが未来につながると思うんです!

でもね、ワタシたちはまだ始まったばかり。まだ知りたいことたくさんあるんです!!!

だから第二弾をやりたい!

新月はどうなの?

8月の下弦の月はどうなの!?

知りたいことたくさんあるんです!

でも・・・・、生活もあるんです・・・。

今日、スカイマークのサイパン直行便は10月24日まで運休延期を発表しました。

もし・・・もし・・・ワタシたちの活動に賛同してくれる方がいらっしゃるのならば・・・第二弾、第三弾と続けていきたい!

このピンチをチャンスに変えたい!

サイパンのダイビングの未来につなげるために、ワタシたちはクラウドファンディングを立ち上げる予定です。

そのことについても、Facebookページ「サイパンの珊瑚の産卵観察プロジェクト2020」でお知らせしていきます。

ぜひ、フォローをお願いします。おかげさまでなんと1週間で450名様を超えるフォローをいただきました。なんと500名様まであと少し。

涙かちょちょぎれます。

そして、こちら。Hiroshiくんが作ってくれました。

ワタシたちの想いが詰まっています。

ぜひ、次の新月も調査をしたい!

よっばらっていてエモいブログになって申し訳ない・・・・( ;∀;)でも、本当に楽しかったんです。それで、本当にメンバーみんなが思っていること。

早くゲストの皆様に見せたい・・・。あの感動のシーンを一緒に見せたい!!

もし賛同してくれる方がいらっしゃるのであれば、クラウドファンディングにご協力いただけますと嬉しいです。

第12話に続く。

ここまで、読んでいただいてありがとうございました。このnoteのストーリーはあくまでAKARI視点で展開していくストーリーでので、多少の独断と偏見からの表現があることもございますので、ご了承ください。

サイパン在住ガイドの皆様へ。調査メンバーはまだまだ募集中です。人の目はあればあるほど助かります。毎日参加できなくても大丈夫です。ご連絡お待ちしております。

面白そうだから私もサポートしちゃう!というお祭り大好きな皆様へ。サポートはこのnoteのサポート機能からも可能です。*珊瑚プロジェクト用と明記していただくと、ゴミ拾いで神様ポイントゲット支援とは別に計上し、直接珊瑚プロジェクト資金となります。



あなたのサポートで、北マリアナ諸島がゴミの落ちていない島を目指す活動を進めていきます。 楽しくゴミを拾えるIsland Keeperを少しずつ増やして、遊びながら島を綺麗にしたいです。