魚の日 SAKURA MARINE
Hafa Adai ! SAKURA MARINEのAKARIです。
今日は3月7日で『さかなの日』なんですって。サウナの日でもあるらしいけど・・・。
先日の『珊瑚の日』と同じく語呂合わせですな。
どのさかなのお話をしようかなぁ～とワタシのiPhoneの写真フォルダの検索窓に「魚」と入れて探してみると・・・
5841枚
多すぎ・・・。いつ使うんだよこんな枚数・・・。
ってことで、5841枚の最初の50枚くらいを見ながら最初に目に留まったクマノミのお話をします。
サイパンで見られるクマノミは全部で4種類です。
クマノミ
いわゆるクマノミです。ノーマルクマノミ。これは実はサイパンでは生息数が少ないほうだと思う。正式に調査したわけじゃないけど、全体の５％にも満たない感じかな。メジャーなダイビングポイントでも数か所しかいないです。
クマノミは英語でAnemone fish. アネモネはイソギンチャクです。クマノミとイソギンチャクは水魚の交わり、切っても切れない間柄です。←魚の日なのでレトリックも魚にこだわっていくスタイル。
ハナビラクマノミ
次に少ないのはハナビラクマノミです。英語ではPink Anemone FIsh。これずっと思ってるんですけど・・・ピンクに見えます？名付けた人の目どないなっとんねんって、ずーーーーっと思ってる。ワタシにはどうしてもオレンジに見えるんですが。
ダスキーアネモネフィッシュ
たぶん、このダスキーアネモネフィッシュがサイパンで一番個体数が多いクマノミだと思います。
時々、とても大きなコロニーを形成して大家族で生息してます。
1つのコロニーの1番大きい個体がメスで2番目に大きい個体がオス。それより小さい個体は性別が決まってなくて、上位の欠員が出たときに繰り上げ当選して性転換をしていくのがクマノミの定説だと思っていたのですが、このダスキーアネモネフィッシュは大きなコロニーだとメスが2匹以上いる場合がある。
しかも、メスが卵を産んだ後はオスが基本的には卵のお世話をしたり守ったりするのが定説なんだけど、大家族ダスキーの場合は卵のお世話係と外敵を寄せ付けないセキュリティガードみたいな係と分担制になってる。
ずっと観察してても飽きないわー。
大きなイソギンチャクの群体に十数匹のダスキーアネモネフィッシュが住んでいる場合、とても興味深いのがちゃんとイソギンチャクの中で自分の居場所が決まっているところ。
え？なんでいつも同じ場所に同じクマノミがいるってわかるんですかー？見た目同じなのにわかるのー？
これは、声を大にして言いたい。
クマノミの見た目、みんな違います！めっちゃ個性ある。
ワタシがいつもご案内しているのがこちらラウラウビーチにおすまいの「鼻子さん」
鼻に白い点があるのが特徴です。
他のポイントにもワタシが名前を付けてご案内してる「チャップリン」「南野陽子」「遠山の金さん」（こちらはゲストが名付け親）などがいますよ。興味がある方はリクエストくださいね。
オレンジフィンアネモネフィッシュ
ダスキーアネモネフィッシュについで多いのがオレンジフィンアネモネフィッシュ。こちらはあまり大きなコロニーは作りません。
オレンジフィンアネモネフィッシュの特徴は、あまりイソギンチャクに依存しないところ。アウトドア志向なクマノミです。
結構、イソギンチャクを離れて中層にいることも多くクマノミとしての自覚がない説まであります。
あともう一つ特筆すべき点は、家にするイソギンチャクの種類によって体色バリエーションがかなり変わるところ。
カーペットのようなイボハタゴイソギンチャクに住む子は黒っぽく、白糸イソギンチャク系のイソギンチャクに住む子は薄オレンジにまでなります。
途中で引っ越ししても体色変わるのかなー？
こちらはアイスクリームというダイビングポイントにいるのが「AKARIクマノミ」。ワタシと同じところにホクロがあってとても親しみをおぼえる。
番外編：ニモがいました！
サイパンにはいわゆるニモ（カクレクマノミ）はいません。
それでも時々
「ニモがいました！」
とおっしゃるゲストさんがいます。
あれ？クマノミを1種類も紹介してないのになー？って思ったら9割がたこの魚を指していることが多いです。
あー、たしかに色合いニモだわー。でも、これはツユベラの幼魚です。サイパンでは春先に多く見られますね。
ということで、本日はサイパンでみられるクマノミについてお話してきました。ここまで読んでいただいてありがとうございます。
現在、サイパンには日本から直行便が飛んでおります。ユナイテッド航空で、8月31日までとなっています。さらに6月30日まで2ダイブ無料キャンペーンも行っている太っ腹サイパン！
今日ご案内したクマノミを利きクマノミしたい方はぜひline、Twitter、Instagram、Facebook、メールにご連絡ください。
最後にハートマークを押して、サイパンおみくじ引いていってくださいね♪
あなたのサポートで、北マリアナ諸島がゴミの落ちていない島を目指す活動を進めていきます。 楽しくゴミを拾えるIsland Keeperを少しずつ増やして、遊びながら島を綺麗にしたいです。