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初心者フォトダイバーは『オタク撮り』をマスターせよ!

毎週月曜日から金曜日まで毎日更新『初心者ダイバーさんに捧げるマガジン』サイパン島からAKARIです。

さてさて、今日は水中カメラの話。

いわゆるフォト派ダイバーと言われるガチ勢の皆様へのお話ではありませんのであらかじめご了承ください。

今日の話では露出がどうのとか、ホワイトバランスがどうのとかそういう技術的な話も出てこないし、レンズがどうのとかストロボがどうのとかガジェット系の最新情報もありません。

水中カメラを始めてみたけど・・・ちょっと、おお!って写真撮りたいなーって思うんだけど、カメラの勉強って難しいのよねーって言う方はこのまま読み進めてね。

さて、ダイビングでのアメージングな光景をそのまま写真に収められたらいいなぁ~~♪とカメラとハウジングを買って、はりきってダイビングに行ったけど・・・アレ?なんかおもてたんと違う。ってなったことありません?

たとえばこんなの。

一応、魚は写っているけど・・・?これは一体なんだ?

憧れのウミガメに会えた感動の一枚も・・・

あれ??なんか、まぁウミガメってことはわかるけど・・・。

そうなんですよね。地味系のお魚とかウミガメとかって上から撮るとなんか周りの風景と同化しちゃって映えない。

そりゃそうよ。だって、もともと目立たないような模様になってるんだもん。身を守るためにさ。

あと、こんなこともありません??

 待っても待ってもイソギンチャクから出て来やしない・・・・。

よーーーし!もっといい写真を撮りたいからカメラの勉強をするぞー!!っていう方!優等生!素晴らしい!フォト派ダイバーさんの記事をググってそちらへ進んでください。

この先は、もっといい写真を撮りたいけどカメラの勉強ってちょっとむずかしいんだよなぁって二の足を踏んでしまっているアナタに贈ります。

『オタク撮り』をマスターせよ!

「オタク撮り」ってワタシが勝手に命名したやつね。だから、たぶんググっても出てこないと思います。勝手に言ってるだけなので。

そもそも、ワタシが『オタク撮り』のヒントを得たのはこんな映像を見たとき。

たぶん、アイドル撮影会みたいなやつでめっちゃファンの方がたくさん集まって写真を撮っていたんです。

んで、手前の方やいわゆるカメラガチ勢のすんごいレンズを持っている方は良いんだけど、後ろの方でそれほどでもないカメラやスマホで撮りたい人たちがなんとか写真を撮ろうとしている姿を見ました。群衆の上にカメラを伸ばして(たぶん自分は見えてないだろうけど)撮影しているのを見ました。

お!!!それダイビングに応用できるかも!

さっきのクマノミを撮ろうとしているダイバーのように近くで、モニターを覗いてずっと待っているとやっぱり、気配やブクブク排気音で魚はビビって隠れちゃうんですよ。

だから、こんな感じでモニターを見ずにカメラだけを近づけて撮る!!

とにかく、たくさん撮る。

ほら、今の時代はデジカメだからそれができるんですよ!

昔は、24枚撮りのフィルムで・・・(ボソッ)

カメラだけを近づけて撮れば、高級なストロボをつけなくても、色を失いがちな水中写真が自然な色合いで撮影することもできる。

とにかく下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる作戦

そのうち慣れてくると良さげな写真も枚撮れてきます。

ほら、水面を背景に撮ることもできるからサカナが映える!!

このアングルをモニターを覗き込んで撮るのは不可能なくらい水底に近いんです。カメラだけを近づけて撮るからできる技。

ワタシはこんな感じでダイバーが背景に写りこんでいる写真も好き。

こんな感じでモニターを覗き込まずただ被写体にカメラだけを近づけて撮る方法を閃かせてくれたオタクの方々に敬意を表し、ワタシはこの撮影方法を「オタク撮り」と命名しました。

30枚に1枚くらいは『おおおお!!』っていう奇跡の一枚が撮れますので、ぜひ次のダイビングでお試しあれ!

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