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人生は自分自身になる旅だ。

ようやくたどり着けた。

そんな感覚を味わえているので久しぶりに書いてみた。

いろんな想いがあり、ひっそりと。
ウェルビーイングスクール「FOLKE」をプレ開講しました。

ずっと自分にとっての天職って、使命ってなんだろう?
そんなふうに思いながら

資本主義の波にも、しっかりと飲み込まれ
理想に近づこうとすればするほど、本来の自分とはかけ離れていくような

ここまでの道のりは
そんな感覚と隣合わせだったような気がする。


ベンチャー企業では、いかにスケールさせるか?を求められ、
資金調達額で自分の価値すらも図ろうとしたり

自分の美意識より
組織としてのブランディングを意識せざるを得なかったり。

そのどれもが、資本主義の中では、正しいことでもあるから、
自分を犠牲にすることも必要だと思ってこれまで「仕事」というものに向き合ってきた。

加えて、自分がトップに立って何かをつくるということに抵抗があった。

大胆で、破天荒なようで人一倍、繊細だから
自分はそんな器ではないと思っていたし、
今思うと、覚悟する自信がなかったんだと思う。


でも、こうして今、ひっそりとではありながらも
覚悟して、ほんとうに自分がつくりたい世界と120%向き合えたからこそ、満たされる溢れるエネルギーを感じている。

まだ始まったばかりだけど、
いいものになる、そんな感覚を持てている。

そして、これが使命なんだろうなぁと、感じられる。

自由と責任。

これはFOLKE立ち上げの大きなヒントをくれたデンマーク哲学でも、とても重要視されているものだけど
まさに自由と責任をしっかりと感じながら、愛おしく向き合えている。

ここまでたどり着くには、ざっと15年ぐらいかかったなぁ〜。
という気がしている。

このノイズ大国で自分らしく生きることが
どれほど難解なことかを改めて実感するし、
こうやって数字だけを見ると、なんて遠回りしたんだ。と思うけど


今この感情を味わえているのは間違いなく、「自分らしく生きる」ということを諦めなかったからだと自分を誇らしく思えている。

たくさん挑戦して、たくさん涙してきたけど、ここまでの道のりに、一切の後悔はない。ひとつひとつの選択は、きっとこれからの私の糧になって、伝えらることに、深さを与えてくれた。

ようやくたどり着いた、この感覚を忘れたくなくて、久しぶりに書こうと思ったら、自分で自分の文章を書きながら、涙が止まらないのは昔からかも知れないけど笑

この感覚を言い表すならば、マラソンを走りきったような、やりきった達成感。に似たようなそれは一切なくて、もっと静かで穏やかで

これだったんだね。
という、ようやく本来の自分が「おかえり」って言ってくれているような
そんな感覚に近いものな気がする。

これから先の私を長く、支えてくれる感覚になるような、小さな確信がある。

中国で宿がなくて駅でホームレスになったことが、インドではじめて路上で死者をまのあたりにしたことが、お湯の出るシャワーに感動したことが、無職の人と結婚したことが、自分で創業した会社を手放したことが

今のわたしをつくってくれている。

「人生は自分自身になる旅だ。」

どんなに愛すべき自分自身になるために、必要だったんだと思える。

ひっそりと、だけど確実に。
わたしの新たな旅への挑戦の、想い出深いワンシーンで、出会ってくれた一期のみんなに感謝。

わたしたちの住む、愛しき日本の幸福度を高めるべく、ここから一緒に、ウェルビーイング研究ができることを心から楽しみにしているよ♪

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