桜井芳樹 Sakurai Yoshiki

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酒場にて2021

連載「酒場にて」はnoteのmidizine内で今年から再開いたしました。最新は以下です。よろしくお願いします。 https://note.com/midiinc/n/n3582818934f6?fbclid=IwAR3byV-GQFO-4hUcsaPrzoMgQPqbsaubTomKDIDlHxcTLrUMvlUcdL3KHK4

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      Hope&McCullers / Space is the Place〜Maggot Brain

      最近よくやっているホープ&マッカラーズの2年ほど前のライヴです。 桜井芳樹 (g) 関島岳郎 (tuba, recorder) 高岡大祐 (tuba) 北山ゆう子 (ds)

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        Another Guitar Vol.02 | Yoshiki Sakurai Plays Vietnamese Guitar

        詳細は以下にて。 https://lom-guitar.com/another-guitar/interview-2/

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          桜井芳樹 西脇一弘 / far home

          もう5年も前にリリースしたものですが、今頃になってPV作成と相成りました。

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          6本
        • 酒場にて
          35本

        記事

          酒場にて 初出一覧3

          2011〜2012年分も全てこちらに掲載。初出の日付を記す。全て MIDI RECORD CLUB内のマガジンである。  http://midiinc.com/cgi/contents/magazine_top.php?id=20 東京 2011/04/20 百軒店 2011/06/21 嘉義 2011/10/02 松江(其の二)2012/03/03 金沢 2012/03/10 調布 2012/10/24

          酒場にて 初出一覧3

          調布

           ベーシストの松永孝義さんが亡くなって、もう三ヶ月以上の月日が経った。未だに、彼がこの世にいない事にそれほどの実感が無く、長い入院生活の後に戻ってくるのであろう、と言うような心持ちが捨てきれず(いや捨てたく無いのであろう)、そんな状態で彼にまつわる仕事を切り抜け、事実を受け入れる事が出来るようにもなってきた気がするが、すっかり季節は変わってしまった。とは言え、松永さんの事を書くと決めたものの、そう筆は進まずひとまず焼酎を煽る事にする。  7月はあわただしく始まった。と言うよ

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          金沢

           大阪での二日間の公演終了後、楽屋から楽器と手荷物を持ち、地下街を抜け大阪駅に向かう。そろそろ帰宅ラッシュ時に差し掛かろうかという時刻だったが、思いのほか駅の混雑はみられず、スーツケースを引きずる我々には好都合だ。そしてホームは更に人がまばらだった。特急サンダーバードは湖西線、北陸本線を走り北東に向かう。我々が降りる金沢まで二時間半の道程である。  そろそろ暗くなりかけるか、という冬の夕暮れ、寒いがホームの売店でまずビールを買う。この日は一仕事終えたと言うのに、まだ飲んでい

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          松江(其の二)

           梅雨時に松江を訪れるのは二回目だったと思うが、水の都での雨という事であれば、旅の身の上、風情も感じるというものだ。しかも、今回は4日程の滞在でスケジュールも余裕を持って組まれているので、通常のツアーと比べると心持ちも些かのんびりめ、と言えるだろう。  メンバーそれぞれ日本のいろいろな所からの松江入りだったので、私は一人、夕方の便で羽田から出雲空港へ飛んだ。着陸間際に雨は確認出来ず、例によって、宍道湖と島根半島を地図を見るがごとく見下ろす。ああ、あの景色だ。そして、着陸。雨

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          嘉義

           ここ数年、海外での仕事は無いが(昨年、上海万博のコンサートに出演依頼があったのだが、スケジュール合わず残念)、5年程前まではそこそこ海外の仕事も多かったのだ。今回は5~6年前の台湾ショートステイの話。  クラリネット奏者の大熊ワタル氏率いるシカラムータでフェスティバル出演の為の台湾行き。だが、他のメンバーは既に台湾入りして(小編成でライヴもやったらしい)いるので一人で向かう事になる。CHINA AIRLINESのE-TICKETシステムは思いの他スムースで楽々チェックイン

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          百軒店

           渋谷の百軒店(ひゃっけんだな)は学生の頃、割と良く行ったものだった。ブラックホークはまだ自分にとっては敷居が高い感じがしたが、数回は入店した事があるし、ホーカーズヴィレッジでは何度か先輩がやっているサザンソウルのバンドのライヴも観た。が、やはりよく足を運んだのがB.Y.G.か。とにかくここでは、気になるアメリカンロックの新譜は必ず聴く事が出来たので、よく行ったものだった。ある日発売されたばかりのLevon Helm & the RCO All Starsを買った帰りに寄った

          東京

           少しくらい地面が揺れたところで、酒は飲むのである。  この日は速やかに打ち合わせを終えて、帰路につく夕方、駅に向かう途中の居酒屋に吸い込まれた。客はいない。店主の挨拶はなく、カウンター内で電話をしている。声が大きいので、話の内容はよくわかるが、どうやら、東日本大震災の影響で仕入れがままならないようだ。が、客に気づいたのか、すぐに大きい声で応対してくれた。  カウンターに腰掛け、生ビールを注文。すぐにおしぼりと共に目の前に置かれた。テレビの音は小さかったが、店内は静かなので

          酒場にて 初出一覧2

           2010年分も全てこちらに掲載。初出の日付を記す。全て MIDI RECORD CLUB内のマガジンである。  http://midiinc.com/cgi/contents/magazine_top.php?id=20 東村山 2010/01/05 渋谷 2010/02/02 福生 2010/02/27 福岡 2010/03/16 東大和 2010/04/15 京都 2010/04/30 新幹線 2010/06/10 室蘭 2010/08/20 東伏見 2010/10

          酒場にて 初出一覧2

          松江(其の一)

           ずっと、この街の事を書かねばならないと思っていた。  松江市を訪れたのは過去5~6回だと思う。全て仕事で観光らしきものは特にしていないが、それでも、私にとってこの地は特別に落ち着く街の一つで、水の近さに独特の風情を感じるのだ。    列車でここに降り立ったのは、多分一回だけでそれ以上の記憶がない。おそらく、米子からの移動だったのだろう。その一回以外は全て出雲空港から松江に入っている。天気がよければ、着陸前に宍道湖と島根半島の地形が本当に地図を見るような鮮明さで眼に入ってく

          東伏見

           この2~3週間は自宅にいる事が出来れば、そのほとんどを制作作業に時間を費やしているのだが、ミックスダウンと言うこの作業、私の能力の所為と自宅作業場の設備の面から、捗っているとは言いがたい。もうこの方法で何枚ものアルバムを作っているにも関わらず、だ。そして、結局いつもどこかで行き詰まって数日作業を放棄する事も少なくない。締め切りが必須であれば、続けなければならないが、気分転換が必要な場合はそれを優先させた方が結果良い、という事も学んだ。  その日は夜に吉祥寺に行かなければな

          室蘭

           ああ、すっかりここのコラムも滞ってしまった。酒の方は滞る事無く飲んでいたのだが、全く書く暇がなかった。今でも書いている余裕は無いのだが、まあ、眠る前の落ち着く為のキーパンチだ。ここ数ヶ月いろいろなところで飲んでいるのだが、変わった事は無い。いつもと変わらず場所を変えてちびちびやっているだけだ。  ひとまず、記憶が薄れないうちに、記しておこう。  まずは室蘭。  北海道の都市だ。面積が狭いので、人口密度は高い、と聞いたことはある。相当前に一度だけ来た事があるが、全く覚え

          セイナルダイチ (1990)

          こちらがB面。 https://soundcloud.com/sakuraiyoshiki/mrchristmas-seinarudaichi

          セイナルダイチ (1990)

          セイナルダイチ (1990)