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桃花の気持ちを勝手に妄想/ガールズバンドクライ8話

ガールズバンドクライ8話を視聴。すごい回だった。とくに「桃花の涙のシーン」が忘れられない。桃花は仁菜のことを何度も「私の歌」と言っている。仁菜も自分のことを「あなたの歌」と言っていた。なんかいいなぁ。アーティストは「そういうメタファー」を日常でさらっと言えるものなのだろうか。なんかちょっとうらやましい。「私の歌」はどうやって桃花を泣かせたのか、妄想したことをメモしておく。(全然間違ってるかも。)

#ネタばれあり

桃花はメンバーを裏切る形でダイダスを脱退した。
それはダイダスにとっては致命的な損失。
だから「私の歌」の権利を譲った。
またいい歌を書けばいい、と思った。
でも譲った歌は、自分の一部だった。
私はメンバーも歌も裏切ったのだ、と思った。
そこに仁菜が現れる。
仁菜は「私の歌」だと思った。
ずっと抱きしめていたい「私の歌」だ。

「私の歌」は私を責める。本当にそれでいいんですか。
脱退したときのことを言われている気がした。
どうしようもなかったんだ。そう叫びたかった。

私で逃げるな。
私の歌はそう言った。
あなたのことが好きだ。
私の歌はそう言った。
嘘をつけない私の歌はそう言った。
そして、よくわからない感情が溢れてきた。
私の歌は、ちゃんと隣にいた。
あなたの歌をあげちゃうなんてことはできない。
仁菜の言っていたことは間違ってない。
やっとそのことに気づいた。

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