道尾秀介著『いけない』写真でどんでん返し×ミステリー
幽霊が見てくるというその崖を見てはいけない。
その話を誰かに話してはいけない。
手帳に遺された絵の謎に気づいてはいけない。
そして、その街の平和を信じてはいけない──。
最後の一ページに挿入された写真一枚で、それまでの話がひっくり返る。
新感覚のどんでん返しミステリー。
短篇かつ話の最後にどんでん返しがあるミステリーが読みたいと思い手に取った、道尾秀介著『いけない』。
短篇集は短時間でサッと一話読めるところが好きなのですが、この本は結局2日くらいで全部読んでしまいました。