見出し画像

LGBT法案が衆議院通過! 条文を確認したら意外と悪くない?

 LGBT理解増進法の最終案を確認しました。
 私が危惧していたのは二点です。
 一つ目は身体男性の女性スペースの侵入、二つ目は子供へのグルーミング。
 女性たちが声をあげたため、この二点に関して大きな変化がありました。

 一つ目の身体男性の女性スペースへの侵入は『性自認』という単語が入っていることが原因でした。
 性自認、言ったもん勝ち、ここが問題でした。
 LGBT法案の危険性 その①で、性自認、性同一性、ジェンダーアイデンティティ、ニュアンスは違えどもすべて言ったもん勝ちと書きましたが、厳密には少し違います。
 性自認→言ったもん勝ち(一番こわい)
 性同一性→医療用語寄りの言ったもん勝ち。もし女性スペースに侵入して捕まったとしたら、めっちゃ生活スタイルとか整合性とかちんこの有無とか調べられる(一番いい)
 ジェンダーアイデンティティ→外国語。両方のニュアンスの入った言ったもん勝ち(一番わけわからん)
 最終案には、ジェンダーアイデンティティが採用されました。
 条文を読むと、性同一性と定義しているようだし、まぁ嫌だけどマシといったところです。 

 さて、私はLGBT法案を性犯罪者に言い分を与えてしまう『性犯罪ほう助罪だ』と書きましたが、この修正案にはこんな文言が足されていたのです。
「すべての国民が安心して生活することができるよう留意する」
 もう一度。
「すべての国民が安心して生活することができるよう留意する」
 つまり、テニスに例えると、
女「女性スペースだ、入らないで」パコーン
男「俺は心は女だ、LGBT法がある」パコーン
の後に、
女「すべての国民が安心して、って条文もあるやろ」パコーン
と打ち返せるというわけです。
 え? 意外とよくない?

 次に、二つ目の懸念事項子供へのグルーミング。
 これに関しては、めちゃめちゃよい変化がありました!

 修正前
 第十条第一項 
 国及び地方公共団体は、前条の研究の進捗状況を踏まえつつ、学校、地域、家庭、職域その他の様々な場を通じて、国民が、性的指向及び性同一性の多様性に関する理解を深めることができるよう、心身の発達に応じた教育及び学習の振興並びに広報活動等を通じた性的指向及び性同一性の多様性に関する知識の着実な普及、各般の問題に対応するための相談体制の整備、民間の団体等の自発的な活動の促進その他の必要な施策を講ずるよう努めるものとする。
 
 そして修正

 第十条第一項中「、民間の団体等の自発的な活動の促進」を削り、同条第三項中「ための」を「ため、家庭及び地域住民その他の関係者の協力を得つつ、」に改める。

 おおおおお!
 これはすごい! 活動家排除されてるやん!
 そして、家庭及び地域住民主導でになってる!
 実質、女性や親の勝利じゃない?

 今の状態でも、地方自治体単位でLGBT関係の条例は作られて、お金はジャブジャブ活動家に流れている。
 この条例が地域によりまちまちで、LGBTに積極的な地域では、性自認主義をおおっぴらに認め、活動家が入りたい放題になっていた。
 上位の国様の法律により(イメージね)、それに釘をさせる状態になったのは、なかなかいいのではないだろうか。
 
 もちろん全て解決したわけではない。
 女性スペースの侵入にはこれからも注視しないといけないし、学校に出入りする団体には常に目を光らせないとだめだ。
 しかし、たくさんの女性の声のおかげで、ある程度のレベルに落ち着いたのではないか、と私は思う。
 無毒化し、中身スカスカになったので、神戸みかげは妥協ラインかなって思いました。

 大椿ゆうこのスピーチがゆるせないにつづく
 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?