雪のとける朝

雨のしとりは雪をとかし
ぱしゃりぱしゃりと音立てて
子どもたちの登校に
透け始めた朝の夢。
昼の日差しが覗くころ
雪の形はなくなって
ぜんぶ透けて水になる
みんなは忘れて昼寝した。

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