【 #8 マッピング2回 】伝音性難聴の私が骨導インプラントをはじめた
前回行ったはじめての音入れから2週間後は2回目のマッピングです。
今回、担当のSTさんにお伝えしたこと
①音楽を聴くときに高音が響くこと
②電池の残量が少なくなったときのアラームが聞こえない
③ハウリングが気になること
④全体的に音が小さいこと
今回もメドエル・ジャパンのスタッフさんがご一緒でした。
2回目のマッピングで変えてもらったこと
①音楽用プログラムを追加していただいた
音楽を聴くと高音域が響くのが気になるとSTさんに伝えて高音を抑えた音楽用プログラムを追加していただきました。そのときの私のリアルな感想がコチラ。
高音域が響いて邪魔されることがなくなったのでイヤフォンで爆音にすることなく家で音楽を楽しめるようになりました。そのほかにTVはもちろんYouTubeを見たりラジオを聴いたりすることが増えました。重低音は聞こえていないみたいでベースの音も楽しみたいので次はそれをお願いしてみたいと思います。
②電池の残量が少なくなったときのアラーム音を大きくしていただいた
前回は初めてだったので小さかったようです。アラームのメロディーも確認したので現在はアラームに気付けるようになりました。アラームの音量も変えられるんですね。
③ハウリング抑制する機能をONにしていただいた
これは残念ながらマシになったかな?という程度でハウリングするときはハウリングします。音楽モードにするとハウリングしないので仕事中ハウリングで会話にならない時は音楽モードにしています。ただ音楽モードは雑音も拾いやすいため普段使いには頭が疲れやすいかなという印象です。高音が私の耳は苦手な気がします。
④全体的な音量を上げていただいた
それでも人と会話をするのはストレスを感じることが補聴器のときと同じようにあるなあというのが2回目マッピング後の感想。音として認識しても言語として脳が認識していないように感じます。家のような静かな場所で家族と会話をするのは大丈夫なのですが仕事や病院など外で会話をするのはスムーズにいかないことも。まだ骨導インプラントを入れたばかりなので、これからたくさん聞くことに慣れていくことで認識しやすくなることもあるとSTの方がおっしゃられていました。
これからの課題
人と会話をすることがストレスなのは一般的な補聴器を装用していても一緒ですし骨導インプラントがというよりかは自分自身の聞き取り力が弱いせいなのかなあと思います。聞こえるけど聞き取れないは身体障がい者には該当しない難聴ユーザーの共有の悩みかもしれませんね。聞き直せばいい・筆談してもらえばいいのですが聞き取れなかったときのストレスがすごくあるなあと気づいたのが2回目マッピング後の感想です。環境音や相手の話し方にもよりますし、ここをどう自分で乗り越えていくのかが現在の課題かもしれません。