【 #3 入院1日目 】伝音性難聴の私が骨導インプラントをはじめた
入院の時間が13時だったので入院前に回転寿司に母と行ってきた。
私は入院をホテルに泊まるのと同じ感覚でいてやがる。後日なめてたと思うことになるのも知らずにタッチパネルで注文できる回転寿司屋さんに感動していた。あまり外食しないので世間に疎いのだ。おまけにパフェも食べた。やっぱり入院は遠足か何かだと思っているに違いない。
12:30 入院受付
受付時間になったので総合受付で書類と診察券・保険証を渡す。
婦人科で処方されている漢方薬を薬の受付窓口で申請した後、病衣レンタルカウンターで手続きをした。文章で書くとすぐ終わったように思えるけど30分くらいかかった。それぞれの窓口で待たなければいけなかった。そりゃそうだ。入院するのは私だけではない。パフェをのんきに食べている場合じゃなかった。
13:00 病棟へ
荷物を減らしたはずなのにパンパンに膨れあがったバッグとリュックを持って、いよいよ病棟へ。病棟は面会は禁止になっていた。この御時世だから仕方がない。
病室は大部屋だけどベッドの左右どちらも車椅子が通れるぐらい広さに余裕があった。コンセントが二つ床頭台についていてセキュリティーボックスは引き出しごと鍵がかけられるようになっていた。ロッカーもリュックサックとロングコートがかけられる広さだったし今まで入院した病院の中で比較的広かったようにおもう。
病院によるので公式サイトかパンフレットに書いてあると持ち込む荷物の参考になるのにと入院するたびに思う。セキュリティ上の問題で無理なのかもしれない?
お風呂は詰所の受付にある予約表に記入するシステムで30分枠で予約できるようになっていた。この日はすでに予約がほぼ埋まっていてオリエンテーションする間も無く病室で荷物を片付けたらすぐお風呂に入った。
シャンプー・リンス・ボディーソープ・歯磨き粉・歯ブラシ・マグカップそしてタオル類は病衣レンタルに含まれていたので今回の入院は過去の入院に比べて荷物が少なく済んだ。病衣レンタルはオススメする。もちろん有料だけど。
お風呂出てからも忙しかった。
次の日が手術だったので明日の分の飲み物や全身麻酔醒めた後に食べたいゼリーもしくはプリン類を調達したかったため病院の中にあるコンビニへ。
コンビニから戻った後も入れ替わり立ち替わり主治医だったり看護師さんだったり、ご挨拶があるので入院当日は割と忙しい。
18:00 夕飯

病院食の美味しさは当たり外れ大きくて病院によるのだけど今回入院した病院は美味しかった。味付けはシンプルだけど素材の美味しさを活かしているのが分かる。
19:00
本日の24:00から翌日の夕方まで絶食のため、お腹が空くのが怖い私はコンビニでスイーツを購入。選ばれたのはファミマのオムレット。はじめて食べたけど空気のようにぺろりと食べてしまった。美味しい幸福の味。
22:00 消灯
水分は4:00で終わりなので喉が乾くのが怖い私は3:00に目覚ましをセットした。大部屋なので目覚ましは音が鳴るアラームはもちろん厳禁。私はスマートウォッチのFitbitを使用。振動で起こしてくれるので難聴の私にもピッタリ。二度寝三度寝大魔王でも確実に起きられる。
いよいよ明日は手術だが消灯時間になっても入院している実感がなくたぶん遠足だと思っている節がある。23:30ごろには夢の世界へ。おやすみなさい。