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読書日記#4闘いの庭 咲く女 彼女がそこにいる理由

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マイブームの
ジェーン・スーさんの著書です

ポットキャスト配信番組
OVER THE SUN でお馴染み スーさんです

私は
今期の朝ドラ『らんまん』を
ほぼリアルタイムで観ています

その流れで
NHKのあさイチという番組を視聴しています

金曜日のあさイチは
ゲストをお迎えして
1時間以上のトーク番組になります

なんと!ゲストで
ジェーン・スーさんが登場!!

私は
SNSをまめにチェックしていないので
衝撃的すぎて
思わず大きな声が出ました

スーさんの声で
本の内容を聴いて
『闘いの庭 咲く女 彼女がそこにいる理由』の
拝読欲が高まりました

この本の中では
13人の女性の
人となりが
スーさん目線で語られています

対談形式とはいえ
ゲストの方の言葉のみが
カギカッコの中に入っているので
本人と対話しているような気持ちになります

恐れ多くも
自分がスーさんになって
ゲストに質問しているような錯覚を起こします


ひときわ印象に残ったのは
野木亜紀子さんです

野木さんの脚本は
俳優陣の眼福を眺めるだけでなく
自分の知らない世界を
垣間見れる作品が多いと感じています

その理由が
スーさんとの対談を通してみれた気がします

「一緒にしていいのかわからないけど、
私たち、遅咲きで良かったと思わない?」

闘いの庭 咲く女 彼女がそこにいる理由

この言葉が
とても腑に落ちました

野木さんのドラマを見ると
個性豊かなキャラクターが
リアルよりリアルに感じるんです

なるほど。
こういう経験をしているから
あのドラマが生まれたんだなと

リアルの土台づぐりのために
野木さんが経験された
バックボーンに触れることができる対談でした

私も
40歳が目前と迫った
”今”だからこそ
できることや気付けることがあるような


おわりに
13人の共通点として感じた
スーさんのお言葉です

他者と自己へのたゆまぬ観察と分析があり、
鍛えぬいた客観性があり、
それ以上の主体性があり、
信念を曲げないことと、
他者の期待に応えることの両方を叶えるための
永遠の微調整がある
中略
自分の人生の舵を決して手放さない。

闘いの庭 咲く女 彼女がそこにいる理由

私も
ゆっくりと
自己と他者を観察していこう

比較しないように

野木さんが
参考になったと言われていた
『シナリオ作法四十八章』も
図書館で探してみよう

そういえば
ふと思い出したことがあります

20代の頃
働いていた時のシェフが
こんなことを言っていました

どんな本を読むのかの話をする中で
「歴史小説を読むと
登場する他の登場人物のことが気になって
どんどん広がっていくよ」と

今になって
実感としてわかる気がします

いざ、新しいことをするって
とても腰が重たいけど
何かの「ついで」なら
自分の中に入ってきやすく感じます

長文を読んでくださり
ありがとうございました
さくらっこでした。

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