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「黒白の世界」今日、運命が追いついてくる

 ベッドの中からこんにちは。
 染井吉野です。
 腰痛があり、寝転がったままで失礼します。

 今回は、私の創作の中でも最年長な小説について、紹介したいと思います。
 タイトルは「黒白の世界」。
 行くぞ〜


本の後ろにある的なあらすじ

「騒霊現象に悩まされる黒世は、ある日治療のために、とある高校の見学に向かった。
 そこは霊能力者を育てる学校で、治療中に彼らの仇敵『鬼』に襲撃を受ける。
 殺されたかと思いきや、黒世は死者の世界『冥界』に囚われていた。
 現れた『死神』を名乗る少年は、黒世に『神様の欠片』を寄越せと迫ってくる。

 3つの世界、3種の人間が巻き起こす、運命を変える物語」

 ……というのが、あらすじというか、紹介です。うん! わかんね!
 もっと細かく見ていきましょう!


世界観

 時代設定は、今のところは、本編開始時点で2010年。
 しっかり考え始めたのがそのぐらいの年ってだけなので、後から変える可能性はばりばりあります。
 どっちにしろ、一応「現代」舞台と言えるでしょう。

 ジャンルを言えば、現代オカルトバトルに……なるのかな?という感じです。多分?

 特別なことと言えば、この小説には、3つの世界がある、ということです。

現姿界

 いわゆる「この世」ってやつです。
 「姿が現れる世界」という意味で名付けました。
 この世界にいる存在は、存在が強いと言うか重いと言うかで、他の世界の存在にも見える、というイメージです。
 「法族」という、霊能力者の互助組織があり、これが、黒世を学校に招いた者たちです。
 現姿界には、「妖怪」や「霊」といった存在もいます。

冥界

 これは見たまんま、「あの世」ですね。
 後で変えようかな〜とも思ってますが、とりあえずはこの名前で。
 死者、死者を管理する「死神」、冥界の主「大王」といった存在がいます。
 この「大王」と「死神」が、物語には深く関わってくることになります。

天獄

 これは「天国」でもあれば「地獄」でもある、特別な世界です。
 「鬼」と呼ばれる存在がいます。
 「鬼」は「現姿界の法族」にとっても、「冥界の大王」にとっても、仇敵となる存在です。

「現姿界」の「法族」
「冥界」の「死神」
「天獄」の「鬼」
 この3世界、3人種が、主に登場する組織です。

主要登場人物


主人公 黒世

 本名は谷川黒世(たにかわくろせ)。高校1年生。
 関わると騒霊現象が起こる? 体質で、あだ名は「疫病神」。

 学校では一匹狼を気取っているクールな少年ですが、ツッコミ気質で、本来は感情豊かなタチです。
 他人に関わると騒霊現象が起きるため、自分の中に閉じこもっています。そこら辺は、後述するキャラにバシバシ叩かれて、前向きな性格になっていくはずです。

 右目を抉るように黒い手型の痣があり、それを隠すために片目かくれの髪型にしています。左目は黄色(山吹色)ですが、右目は真っ黒です。
 帽子も顔を隠すために被っています。

 彼の元に「騒霊現象を治せるよ」という手紙が来たことで、物語は動き出します。
 騒霊現象は何故起こるのか? 死神が求める「神様の欠片」とは? 体の異常の正体は?
 全てが繋がった時、黒世は運命を選択する力を求めるでしょう。


黒世の親友 糸切

 本名は糸切(いとむらきつ)。あだ名は糸切(いときり)。高校1年生。
 黒世の後見人の親戚で、黒世と同居している、自他共に認める親友。

 とにかくひねくれた性格の持ち主です。いやみったらしいし、チクチク言葉で刺してくるし、凄く嫌な性格をしています。糸切を好きなのは多分黒世だけでしょうね。
 でも、冗談が分かる小気味良いところもあります。


「法族」の視える霊能力者 榊田石須


 名前は榊田石須(さかきだいしす)。高校1年生。
「鬼畜眼鏡……!」と思いながら作ったのが透けてるデザインですが、全然そんなキャラじゃないです。
 陽気で明るく、茶目っ気があり、有能で気が利くムードメーカー。そんな、絵に描いたような陽キャです。
 表向きはね。

 彼は「法族」に所属している「霊が視える」タイプの霊能力者です。霊には触れません。後述する名競とバディを組んでいます。
 「法族」としては結構な実力者で、「法族」内では成人と同じ扱いを受けています。

 名競とは幼馴染でもあるのですが、名競のことが大っ嫌いで、名競にだけは辛辣で暴力的な言葉を笑顔で放つ嫌なやつでもあります。
 同じく名競のことが嫌いな糸切には親近感を抱いているようですが、糸切には嫌われているようです。

 彼は黒世を新しい世界へと誘う手として登場しますが、その真意はどこにあるんでしょうね……。


「法族」の触れる霊能力者 名競春喜


 名前は名競春喜(なぜはるき)。高校1年生。
 はじぞめ色の髪の毛が美しい、人目を惹く少女です。美少女ではないのですが。

 はっきりきっぱりした性格で、声がでかくて、真面目で、融通が効かない、おせっかい焼き。そんな面倒な性格をしています。
 小学校中学校共に、黒世とは違う意味で嫌われ者だったことでしょう。
 後述する鳴海ぐらいしか友達がいません。
 けれども、義に厚い正義漢で、自分にも他人にも厳しいひたむきな努力家で、誰かを護るために自分が犠牲になることをいとわない、立派な戦士でもあります。

 彼女は「法族」に所属している「霊に触れる」タイプの霊能力者です。霊は視えません。榊田とバディを組んでいます。
 潜在能力は「法族」の歴史の中でも1番、と言われているものの、制御の精度が甘く、「法族」内では未成年と同じ扱いを受けています。
 彼女はとてつもない怪力で、また、炎と長刀を作り出すことが出来る霊能力者です。幼い頃からその身を危険に晒し、妖怪や鬼と戦ってきました。

 榊田とは幼馴染関係でもあるのですが、榊田のことが大っ嫌いで、榊田とはいつも喧嘩をしています。
 後述する鳴海とは幼馴染かつ親友関係にあり、よく鳴海の世話を焼いています。


虚ろな少女 鳴海協


 名前は鳴海協(なるみしずか)。高校1年生。
 無表情無感動無反応、と言った感じの、お化けのような少女です。基本的にぼんやり過ごしています。
 名競に世話を焼かれて日々どうにか生きている印象です。
 見た目知的ですが、勉強は得意ではないし、体育は見学しています。
 美術では謎の抽象画を生成するので、ある種才能があるのかもしれません。

 彼女も「法族」の一員なのですが、霊に対しても反応がありません。
 非戦闘員に分類されます。

 榊田と名競とは幼馴染関係にあり、名競とは親友でもあります。


構成

 基本的な構想では、序章を含めて5章〜6章構成で考えています。
 ただ、1章のプロットもまだ出来ていないので、マジでどうなるか分からなくて泣いています。怖い。
 創作歴と同じだけ黒白のこと考えてるのに、いつまで経ってもプロット出来ない。怖い。
 私は、プロットが出来てから書き始めて気づいたら脱線している系の物書きなのですが、いつプロット終わるんでしょうね??タスケテ……


終わりに

 ここまでくっそ長い文章を読んでくださり、ありがとうございました!
 多分何がなんだか分からなかったと思いますが、タイトルと主人公の顔だけでも覚えていってください。私が嬉しいので。
 
 私は公募にもたまに小説を応募しますが、これは諸事情あって、公募には出さんやろな〜と思っています。
 書いたら多分、ノベルアップ+とかに掲載するんじゃないかな? そん時は、URL貼っとくんで、見てくれたら嬉しいです。

 それじゃあ、今回はこの辺で。
 ありがとうございました!
 次は、予定では代表作「触れない男と宝石少年」の話をするぞ〜!


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