M&A狙い撃ちノート

国内M&A事例から、今後バイアウトを狙えるサービスを考えます。皆さんと一緒に考…

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国内M&A事例から、今後バイアウトを狙えるサービスを考えます。皆さんと一緒に考察を深めていきたいです。ぜひ気軽にフォロー・コメントください!

最近の記事

潜入レポート!TOKYO STARTUP GATEWAY 2017の決勝大会へ行ってきました

本日は東京都が主催、NPO法人ETIC.が企画・運営する「TOKYO STARTUP GATEWAY 2017」の決勝大会にお邪魔しに来ました。 今年で4回目の開催になりで、参加者も2014年の448名のエントリーから年々拡大しています。2017年度は、1360名のエントリー、その後1次182名、2次33名、最終10名と絞られていきました。 アクセラレータープログラムに詳しくないところはありますが、行政である東京都や、IBMやAmazon等の大企業、リクルートやfreee

    • 新サービスは、過去5年間のM&A事例から読み解き、導き出せる!? メディア事業で成長をしてきたスタートトゥデイ・クックパッド・アイスタイス・じげん・オークファンが今後買収したいサービスとは。

      基本情報 各社2016年度の売上高・営業利益は以下の通りです。 ZOZOTOWNを運営するスタートトゥデイの売上が76,393百万円と他企業と大きく差を開いています。また営業利益率も高く、高収益事業だと分かります。 子会社化件数2013-2017年の5社の子会社化件数は合計27件です。 過去調べてきた中では売上規模の割に積極的に買収意図があるように思います。市場規模も大きく、圧倒的No1であるメディアであれば高収益が保てますが、1メディアだとシェアの拡大だけでは売上のアッパ

      • 次はどの企業を買う?!ゲーム出自のDeNA・GREE・mixi・コロプラが買収したいサービスとは。過去5年間のM&A事例から読み解く!

        基本情報各社2016年度の売上高・営業利益は以下の通りです。調査対象企業の中では、mixiが売上高2,071億円・営業利益890億円と他3社を圧倒する数値となっています。モンスターストライクのインパクト、改めて恐るべし...! 子会社化件数2013-2017年の4社の子会社化件数は合計13件です。これまで調査を進めてきたキャリア・プラットフォーム企業と比べると、子会社化件数はかなり少なくなっています。 事業観点で自社事業の方が投資対効果が良いこと、リソース観点でキャッシュ・

        • 国内通信事業・キャリアサービス会社が今後買収したいサービスとは?

          調査対象企業KDDI、NTT、SoftBankの3社が調査対象。 本稿では国内通信事業会社として、3社取り上げ、基本情報やM&A動向に触れます。各社とも通信事業をもとに、非通信事業を展開し、来るべきAI・IoT時代を見据えた動きを取ってる点が特徴的といえます。 基本情報2017年3月期の決算は以下のとおり。 NTTグループの売上高(営業収益)は11兆3,910億円、営業利益は1兆5,398億円とトップになっています。 次いで、売上高・営業利益ともSoftBank、KDDIと

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          プラットフォームサービス企業が今後買収したいサービスとは?子会社化32事例から考察

          調査対象企業楽天・ヤフー・LINEの3社が調査対象。楽天・ヤフーは自社EC、LINEはコミュニケーションアプリと切り口は違うものの、どちらも1ユーザーあたりの売上を自社の経済圏内で拡大していくという点で同じと考え分類しています。 基本情報2016年の売上・営業利益は以下の通り。ヤフー・楽天の売上は1兆円に届きそうで改めて規模が違いますね。LINEは約1,400億円と相対的に小さく見えますが、国内IT企業ではかなり大きい方でしょう。 子会社化件数2013年~2017年で各社

          プラットフォームサービス企業が今後買収したいサービスとは?子会社化32事例から考察

          コングロマリット企業が今後買収したいサービスとは?子会社32社から考察

          調査対象企業リクルートホールディングス・DMMグループ・SBIホールディングス・VOYAGE GROUP・GMOインターネットグループの5社が調査対象。各社ドメインは異なるものの、1サービスをグロースさせ、そのキャッシュを元に複数ドメインに展開をしてきた点では同じと考え分類しています。 基本情報2016年の売上・営業利益は以下の通り。リクルートの売上は2兆円に届きそうで改めて比較して大きいですね。文字が小さくて見えにくいかもしれませんが、リクルートは設立が1963年、その他

          コングロマリット企業が今後買収したいサービスとは?子会社32社から考察

          国内子会社化239事例から、今後M&Aによるイグジットを狙えるサービスを考える

          はじめに note初投稿です。IT企業に勤務する傍ら、M&Aによるイグジットを出口として考えたサービスを作りたいという想いで調査を進めています。折角なら情報をシェアして、皆さんと一緒に考察を深めていけたらと思いnoteに投稿します。 今回は、2013年1月~2017年8月まで約5年間の国内IT企業を中心とした子会社化事例を対象として、これから売却できるのはどんなサービスか考えていきます。 国内におけるインターネットサービスの子会社化事例を見てみると、売却先企業は30社程度

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