見出し画像

【#times_sakura】クラウドビジネスを通じてお客さまのDXを支援~25周年を迎える、2021年度のさくらインターネットの成長戦略~

「#times_sakura」は、代表取締役社長である田中が今考えていることを発信していく企画です。ぜひ、ご覧ください。

さくらインターネットは1996年に、ホームページを作成するお客さまを支える共用サーバーを中心としたホスティング業から始まりました。その後、Web2.0と呼ばれる、大量の情報がリアルタイムで変化するWebサービスが流行し、お客さまの要望として他のお客さまと共用でサーバーを利用するのではなく、自身でサーバーを所有したいという要望が高まり、専用サーバーサービスや、データセンターそのものを貸し出すハウジングサービスが成長しました。そして創業より25周年を迎える現在は、クラウドビジネスを中心とした事業展開に変化してきております。
我々が事業を展開しているクラウド業界には、この15年ほどでAWS、AzureやGCPといった外資の強力なサービスが次々と参入してきました。一見するとレッドオーシャンに見える業界ですが、市場自体は常に成長し、拡大し続けています。また近年は、複数のクラウドサービスを組み合わせて最適な環境を実現するマルチクラウドの動きが活発化していますそのため、他社のクラウドサービスと差別化を図り、当社独自の強みを明確にすることで、より一層お客さまのDXを支え続けることができると考えております。

今後のさくらインターネットは他社にはない強みとして、お客さまがビジネスのコアとなる部分の開発に注力できるように、お客さまのDXを支援するクラウドサービスの提供を行っていきます。もともと、弊社の強みであるIaaSに加え、お客さまの「『やりたいこと』を『できる』に変える」ようになるPaaS、SaaSも併せて提供してまいります。
例えば、弊社が提供している画像の変換・配信サービス「ImageFlux」は、お客さまがストレージに保存している画像データを、表示するデバイスに適したサイズで高速配信することを可能とするサービスです。これによりお客さまは、従来必要であった画像サイズの変換作業、画像にまつわる脆弱性対応等の運用が大幅に削減し、お客さまはビジネスのコアである部分の開発への注力が可能となります。ImageFluxは、株式会社メルカリさまや資生堂ジャパン株式会社さまが運営する総合美容サイト「ワタシプラス」などで採用されております。※1

画像1

また、お客さまやパートナーさま自身のクラウド化およびクラウドビジネスの共同開発にも注力します。弊社とパートナーシップを結んだ企業が開発した商用ソフトウェアやミドルウェア製品を、PaaS、SaaS製品として当社のクラウド上より購入できる「マーケットプレイス」という取り組みでは、CRM※2アプリケーション 「F-RevoCRM」やアクセス解析とウェブ改善レポートの自動生成サービス「KOBIT」など、お客さまの開発を手助けする18種類のサービスを提供しております。※1
 さくらインターネットは、今年度もクラウドビジネスを中心に、DXプラットフォーマーを目指し「『やりたいこと』を『できる』に変える」サービスを提供し続けてまいります。

さくらインターネット株式会社
代表取締役社長 田中 邦裕

※1 2021年4月19日現在
※2 Customer Relationship Managementの略で、顧客情報を集約して管理することにより、顧客との関係性を維持・向上させることを目的としたツールのこと

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?