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介護福祉士ってあまり実態がないから意味がないです

介護福祉士の資格を取得してから1年が経ちました。

社会福祉士及び介護福祉士の資格を定めて、その業務の適正を図り、もって社会福祉の増進に寄与することを目的としています。(法第1条)

という建前が存在しますがマークシート形式を採用してる以上俺みたいに勉強しなくても通ってしまう人が存在します。マークシートって解き方にコツがあってその問題の答え知らなくても問題文と答えの配置を考えると簡単に正解がわかってしまうんですよね。たまに変化球がありそれに当てはまらない場合がありますが介護福祉士の資格の場合60%以上正解していればいいので合格点は十分とれます。125問中75問合っていればいいので勉強しなくても通ってしまいます。平均点補正もあるので80点あれば間違いないですね。ただ勉強せずにマークシートのコツだけで90点近く取れるので解き方さえ知っていれば通ります。

(1)筆記試験の合格基準
次の2つの条件を満たした者を筆記試験の合格者とする。

ア 問題の総得点の60%程度を基準として、問題の難易度で補正した点数以上の得点の者。
イ アを満たした者のうち、以下の試験科目11科目群すべてにおいて得点があった者。
[1] 人間の尊厳と自立、介護の基本
[2] 人間関係とコミュニケーション、コミュニケーション技術
[3] 社会の理解
[4] 生活支援技術
[5] 介護過程
[6] こころとからだのしくみ
[7] 発達と老化の理解
[8] 認知症の理解
[9] 障害の理解
[10] 医療的ケア
[11] 総合問題
(注意) 配点は、1問1点の125点満点である。

イの条件は博打になりますが。2問しか出ない項目があった気がします。実技試験に関しては実務経験3年以上あればフリーパスなので無視して大丈夫です。

そんなわけで実際に取得して1年経過しましたがまともに勉強せずに通ってしまうと合理的なやり方など当然把握してないので実は結構恥かいてます。「介護福祉士の資格本当にもってるの?」と聞かれるほどです。何をもって合理的かというのは結局個人差があるので俺のやり方は多分介護福祉士という名のマニュアルに合ってないだけかもしれませんが。車を生産するときに「全自動運転があれば事故がなくなるんじゃね?」という理論は一見理にかなってますが「当たり屋とかの突発的なものが出てきた場合はどうするの?」とか飛び出し事故が発生した場合は「車のメーカー側の責任なのか運転席に座っている人間の責任なのか」という問題も発生します。

介護福祉士の理論も基本同じようなものがいくつもあります。例えばc型肝炎が重度化してきて後数か月も生きられるかわからないという人に最後まで経管栄養とかで延命し声掛けの仕方でうまく気力を保ってもらうみたいな考え方ってよく考えるとおかしいんですよね。声掛けの仕方でその人の考え方を変えて生きてもらおうとするのって洗脳と変わりません。

そろそろ本題に戻します。介護福祉士の業務は以下のようになります。

介護福祉士の仕事
介護福祉士の主な仕事内容は、身体介助や生活援助、ご利用者の家族への相談・アドバイスなどです。勤務する施設によっては、レクリエーションやほかのスタッフのマネジメントも行います。
以下が具体的な仕事内容です。

身体介助
食事や排せつ、入浴など、ご利用者が安全・快適に生活できるよう、あらゆる動作を介助します。
ご利用者の要介護レベルや要支援レベルに応じて、体の動きを助ける仕事です。

生活支援
掃除や洗濯、買い物の代行など、ご利用者の日常生活をサポートするのも大切な仕事です。ご利用者の心身状態やニーズによって支援内容は異なります。

相談・アドバイス
ご利用者だけでなく、そのご家族の相談にも乗り、介護への不安を解消します。福祉用具の選定や自宅介護の注意点に対するアドバイスを行うことも。

レクリエーション
簡単な体操や工作、ゲームなどにより、ご利用者の身体機能の維持・回復、メンタルケアを図ります。単に楽しい企画を作れば良いのではなく、無理なく効果的にご利用者が運動できる内容を考えることが必要です。

マネジメント
現場のスタッフをまとめるリーダー業務を行います。教育や研修のほか、タスク管理などを行うケースもあるようです。

上の3個は介護福祉士の資格がなくても要領がわかれば誰でもできます。下3個はどちらかというと人間性の教育とコミュ力が求められるので介護福祉士の資格ごときで賄えるものではありません。むしろマナー講師の平〇先生を雇ってある程度のマナーを身に着けながら福祉用具の知識を身に着けて行った方が早いです。現場スタッフをまとめるリーダー業務は頭の回転が速くてカリスマ性がないと話になりません。社会人になってから9年で4施設ほど転職と人事異動で経験しましたが現場をまとめる中間管理職で現場の楽さ加減はやっぱり違います。ちなみに全員介護福祉士持ちです。介護福祉士を持ってることとスタッフをまとめる能力は結局別物です。今の職場など中間管理職が緩すぎてやりたくないことはやらない職員が出ることが許させるほど最早やりたい放題に近いところです。

今日も当たり前のように外国人であることを言い訳にして自分の仕事を押し付けるくそ職員がいたレベルです。「すみません」の一言でもあればいいのですが「やって」で済ますような職員です。そしてそれがまかり通るほど中間管理職は何もマネジメントなどしていないです。できない仕事があるならそれをできるようにさせるのもマネジメントだと思うのですが。外国人とか関係ないです。日本語普通にしゃべれて体操できないとかレクできないとか最早覚える気もなければやる気もないとしか思えない。そんな人材を野放しにする。クビにできないなら覚えさせてください。その人を辞めさせないために甘やかしてるのかもしれませんが周りの職員はその職員を理由に辞めると思いますけど。

愚痴のようになってきたのですみません。

結論

介護福祉士の有無で介護現場の環境整備ができるほど世の中甘くないことぐらいわかってるはずなのでそんなものを整備するより早くベーシックインカムを導入して非生産な連中を働かせないようにしてください。このままだと本気で日本の将来は真っ暗です。福祉業界を例に挙げましたがどこの業界にもこんな無能な連中はいるはずなので国家規模で修正しないとどうしようもないです。

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