支配的な親から逃げる
※2023年5月27日に
アメーバブログへ投稿した記事を
加筆修正したものです。
長野立てこもり事件。
犯人は親の締め付けが苦しくて
それから逃げるには
極刑になるしかない、と
思い詰めての犯行ではないか、と
堀江貴文さんが分析していました。
田舎で「家を継ぐ」という考えに
しばられ、
自分の将来が暗いことを嘆き、
市議会議長の父親の支配から
逃れるには、
犯罪を犯す以外にない、と
思い詰めたのではないか。
これがホリエモンさんの分析でした。
実際の理由は、
2023年5月26日夕方の現段階では
不明ですが
「親に縛られて苦しい」という人は
世間に多いと思うので、
今回は、これをテーマに考えて
みたいと思います。
親の面倒を見る。
これもアジアでは子供、特に女性が
期待されています。
「アジア」と言ったのは
日本だけではないからです。
欧米でも
以前は女性が
親や子供の面倒を見るものと
思われていましたが、
現在は、
男性であっても、子供であれば
親や子供のお世話をすると
子供や親、そして男性本人も
心が愛で満たされて
精神的にもよいことから
家族がお互いのお世話をする
家族を大切にすることが善しとされ
女性だけが面倒を見ることを
期待されていません。
家を継ぐ。
家が商売をしている場合は、
そのビジネスを継いでほしいと
考えるのがアジアでは多いようで
それが「正しい」「常識」と
思われているようです。
子供が家業を継ぎたいと
思うのは自由ですが
親や祖父母、親戚が
家業を継ぐよう
子供に迫るのは身勝手
です。
自分の子供は
その仕事に向いているのか、
その仕事に必要な
才能や能力があるのか、
見極める必要があります。
ましてや病院や商店、土建屋など
商売をやっているのでは無い場合、
「家を継ぐ」という理由で
息子や娘を
自分の手元に縛り付けるのは
親のエゴです。
特定の職業に就くことを
親が期待する、命令するのも
親のエゴです。
この前、TV番組で、
国公立大学の医学部に合格するまで
母親が許さなかったので、
９浪した末に母親を殺害した女性の
話を特集していました。
９浪事件の原作
（ノンフィクション）
子供を芸能人にしたくて
お膳立てをする親もいます。
最近話題の芸能事務所も
親がその事務所の
タレントさんのファンで、
自分の息子もスターにしたくて、
その芸能事務所に入れることが多い
ようです。
親がスポーツ選手で
子供にも英才教育をする場合も
あります。
福原愛さんは幼いときから
親から卓球の英才教育を
受けてきました。
幸い、福原さんは才能があり
オリンピックに出場するまでに
なりましたが、
そうならない場合もあります。
子供は「親を喜ばせたいから」
親の期待に応えようと努力する
ことが多いようです。
でも、ある程度のところまで行くと
自分は向いているか向いていないか
分かります。
その段階で
自分の子供はその職業に
向いていない、
または、
子供自身は興味が無い
と分かったら、
親は辞めさせてあげるべき
です。
では、
そういう親のエゴによる支配から
子供はどうやって脱出したらよい
のでしょうか。
海外へ行くことです。
海外へ脱出すること
です。
以前なら、東京、大阪、仙台、
札幌、名古屋、福岡などの
都会に出ていくことで
親の支配を弱めることができました。
しかし
今は親のフットワークが軽く、
また、
通信手段が発達しているので
LINEやメールであなたに対して
こまめに指示を送ってきたり
Zoomであなたの生活を
支配しようとするでしょう。
その上、
都会では以前ほど稼げなくなった
（賃金の低下と物価高騰）ので、
都会で自活するのが難しくなりました。
しかし、
生活費の支援を親に頼んだら
親の言うことを聞かなくては
ならなくなります。
したがって、
支配的な親から逃げる方法で
一番よいのは
海外へ出稼ぎに行くこと
です。
海外へ行ってしまったら
よほどの親でない限り
追いかけてこないでしょう。
・海外の農場で働く。
・海外の介護施設で働く。
・海外で住み込みの
子守りのお仕事をする。
・海外で自動車修理工として働く。
・美容師として働く。
・ネイリストとして働く。
・マッサージ師として働く。
お仕事は、いろいろあります。
たいていの親は
海外に長期間住んだことは無い
でしょうし、
ましてや
海外で働いたことは無い人が
多いでしょうから、
メールやLINEでつながっていても
ああしろ、こうしろと
細かい指示をしてこないでしょう。
もし細かい指示があっても
トンチンカンな指示でしょうから
自分が《親の指示に従わなくては》と
思わず、一蹴しやすいです。
海外で生活していると
日本に居る親の洗脳を
自分が受けにくい。
親の指示を拒否できる。
拒否できる自分になれる。
それが最大のメリットです。
とは言っても、
海外へ行くには準備が必要です。
その準備期間中、
親にお金を取られないよう
気を付けてください。
そういう支配的な親は
「いままで育ててやったのだから、
働けるようになったら、
お給料を全額家に入れるべきだ」と
言ってくるでしょう。
または
「経済的に困っているから
助けてほしい」
と言ってくるかもしれません。
親と同居していて
親から「家にお給料全額入れなさい」
と言われたときは、
大人だと認めてもらうためにも
食費、光熱費、家賃分相当は
自分にかかる実費として
親に支払いましょう。
食費は
自分が食べている食事の代金
光熱費は
自分が使っている実費分
家賃は
自分の家の近くでの家賃を調べ、
親にもその根拠を説明して
相場相当を支払いましょう。
例えば、
自分が占領しているのが
四畳半であれば、
四畳半を間借りする場合は
自宅周辺だったら幾ら位か相場を調べ、
相場程度は支払いましょう
食費と光熱費も
きちんと根拠をデータで示して
親にこの金額が
自分の使っている実費相当額だと
説明しましょう。
でも、
給料の全額を
親に渡してはいけません。
少しずつであっても
親元から離れるための資金を
貯めていかなければ、
永遠に支配されます。
支配的な親の目的は
あなたを自分の思い通りにすること
です。
そして、
あなたを自分から離れていかないよう、
ありとあらゆる手段を
使って説得しようとしてきます。
でも、それに屈してはいけません。
我慢し続けた挙句に、
親を殺してしまったり、
事件を起こしたり、
または
自殺するくらいなら、
ここで頑張って
親から離れるべきなのです。
経済力はパワーです。
経済力を手放しては いけません。
高校を卒業するまでは
親のいうことを聞かなれば
生きていくことが難しいですが、
高校を卒業したら
家を出ていくことです。
できれば親から遠く離れることです。
進学できるなら
親元から通うのではなく、
学費の安い学校で
寮のあるところを選ぶようにすると
よいでしょう。
大学や専門学校などに
進学しないのであれば、
寮のある会社か、
自活できるだけの
お給料をくれる会社を
選ぶようにして
まずは実家から出ること
です。
そして、
可能であれば、
海外へ出稼ぎに行くことです。
さらに、可能であれば
早めに結婚し、
親に頼らずに生活できる
基盤を作ってください。
妻/夫と子供がいたら
親兄弟と絶縁していても
愛情面でも生活面でも
孤独を感じないで済みます。
妻/夫は
愛情深く、
情緒の安定した人、
相談して物事を決められる相手を
選んでください。
支配的な親に育てられた人は
無意識に
支配的な人を
選んでしまいがちです。
でも支配的な人、DV傾向のある人を
配偶者に選んでしまったら
精神的に潰れてしまいます。
それでは、
支配的な親から
逃げてきた意味がありません。
中学・高校時代から
できるだけ早く結婚しよう。
結婚相手は相談して
物事を決められる、
情緒の安定している人にしよう。
と心に決めていれば
そういう人に出会えます。
スピリチュアル的に言うと
周りがどうであろうと
親兄弟がどうであろうと
自分の幸せをつかむ。
これが今回の転生（今世）での課題です。
今、30歳であっても
40歳であっても、
支配的な親から逃げて
自分の望む人生を送るんだと
今日決意し、
それを実現させてください。
私の知り合いは、母親が支配的で、
4人の兄弟姉妹全員が
50歳を過ぎても結婚せず
親元にいました。
その知り合いの母親は
夫を早くに亡くしていたので
子供が自分の元から去って
独りぼっちになるのが
不安だったのです。
だから、子供の縁談は
すべて難癖付けて壊していました。
私の知り合いだけ、
兄弟姉妹の中で唯一、
結婚しました。
52歳のときです。
4人の兄弟姉妹のなかで
彼女だけ親の引力に逆らって
離れることができました。
頑張りました。
彼女が「親の支配から脱出する」と
決意したのは45歳のとき
でした。
ですから、
あなたにもできます。
今日から頑張って親の支配から
逃げてください。
そして、自分の望む人生を
クリエイトしてください。
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「支配的な親から逃げる」
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こちらもご覧ください。
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