負け犬入院体験記 #9 二十日目・一日中クソ眠い

※pixivFANBOX無料ブログ記事再掲です。

 僕はいま入院している、と書くのも何回目だろうか。ここ数回は書いていなかったが、いまこの文章を書いているのも病院である。

 ところで、数日前の前回記事で自分の努力不足にぶちギレたと思うが、あれ以来調子がすこぶる悪い。
 第一に、小説をまともに一文字も書いていない。書けないし、書こうとしても手が止まる。
 プロットはどうにか昨日できる分だけやったのだが、それも仕上がってるものの焼き直しでほんの少しだけ。本文作業は全くできていない。
 第二に、日中から夜にかけてすごく眠い。
 倦怠感がすさまじくてまともに活動できない。ずっと寝転がってばかりになってしまう。
 正直に言ってしまうと、上の小説書けない件もその倦怠感のせいが結構大きい(ただ、書こうとしても手が止まるのだが)。
 これは新しい薬のせいかもしれないため、主治医に相談してみるつもりだ。
 というかいまもめちゃくちゃ眠い。シャワーを浴びた直後なので少しはましだが、それでも秒ごとに眠くなっていくのを感じる。
 もし眠気を覚ます方法に心当たりがあるようなら教えてほしい。このままだと執筆に支障が出る。というか出ているので。
 それに、横になってばかりだと自然と憂鬱になるものだ。憂鬱になると、死とかそういう発送がスルリと出てくる。その防止もあるので、眠気をどうにかする方法があれば教えてくれれば幸いである。

 話を変えよう。
 明日で五月が終わる。明後日からはもう六月だ。入院二十一日目、第四週の始まりだ。
 実は、退院時期について医師から言われたことがある。
 要約すると、早ければ六月上旬に退院できるということである。
 上旬とはいつか。ググると「だいたい一日から十日まで」という定義が出てきた。
 つまり、退院時期が迫ってきたということである。
 そもそも入院期間は最長で五週間と言われていた。つまりはもう少なくとも半分は過ぎていたということである。やったぜひゃっほい。
 一ヶ月ぶりにシャバの空気を吸えるのが待ち遠しい。早く退院したい。
 退院したら好きなもの食いたい。病院の飯はうまいけど、ジャンクフード好きには物足りない。
 酒も飲んで、コーヒーも飲んで、食いたいもの食って、ストレスを発散したい。
 食のエネルギーは絶大である。
 とりあえず、そう簡単にいくわけがないが……早くジャンクフード祭りにありつくため、もとい早く退院するためにおとなしくしたいと思う。

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