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自己紹介〜新社会人編〜

自己紹介その4です。

その1↓


その2↓


その3↓


新社会人のリアリティ・ショック

何とか論文を書き終え、入社式を迎えた私。
私は、「リアリティ・ショック」に直面することになります。

ここで一息。
みなさま、「リアリティ・ショック」をご存知でしょうか?

「リアリティ・ショック」とは、

入社後に感じる「こんなはずじゃなかった」
(出典:パーソル総合研究所×CAMP「就職活動と入社後の実態に関する定量調査」
https://rc.persol-group.co.jp/thinktank/assets/reality-shock.pdf)

のことです。

下記の資料によると、新卒入社におけるリアリティ・ショックの発生割合は76.6%とされています。
8割近い新社会人が、入社後に何らかの「こんなはずじゃなかった」を感じている、ということですね。

リアリティ・ショックを受ける人の割合
(出典:パーソル総合研究所×CAMP「就職活動と入社後の実態に関する定量調査」
https://rc.persol-group.co.jp/thinktank/assets/reality-shock.pdf)


それでは、厳しい就活をやり遂げたのになぜ「こんなはずじゃなかった」と感じることになってしまうのでしょうか?

それは、「入社前の会社理解・適性理解」の影響であるとされています。
入社前の会社・適性理解が足りなかった部分が、予期しなかったものとして入社後にあらわになるといった感じでしょうか。
下記資料をご覧ください。

リアリティ・ショックの要因
(出典:パーソル総合研究所×CAMP「就職活動と入社後の実態に関する定量調査」
https://rc.persol-group.co.jp/thinktank/assets/reality-shock.pdf)


前の記事でもご紹介した通り、
自分の能力・価値観・経験について整理したり内省したりすることもなく、就活をゲームのようにこなし、新社会人となった私。
そんな私がリアリティ・ショックに直面することになったのは、当然のことだったのです。

それでは、私は具体的にどんな「リアリティ・ショック」を感じたのでしょうか。

私が感じたのは、主に、「生活環境」、「ジェンダーバイアス」の2点です。

生活環境

私は、生まれてから学生時代までを東京都で過ごしました。

新社会人になり、就職した会社があったのは、生まれ育ったところからかなり距離のある地でした。

電車は一本のみ通っていて、駅を降りたらその会社のみがある。
住んでいるのは、主にそこの会社の人たちのみ。
いわゆる「村」でした。

仕事の昼休みに何らかの集まりが開かれる。
退勤後は、毎日のように、色んな括りでの飲み会が開かれる。
そんなイベント盛りだくさんの毎日でした。

そういう感じなので、同期同士は大変仲が良く、
仕事後にホームパーティをしたり、ジムやカラオケに一緒に行って遊んだり、旅行に行ったり、会社の人の話で盛り上がったりなど、かけがえのない楽しい思い出ができました。
当時の同期とは今でもつながっており、一生大切にすべき存在です。

しかし、本来はプライベートな時間のはずである昼休みや退勤後も会社関係でびっしり埋まるのは、
ありがたい反面、プライベートが0に近く息苦しい面がありました。

休息を取ること、自己研鑽を行うこと。
そのような時間も欲しいと思いました。

また、人と繋がれるということはとっても貴重なことだと思うのですが、
ゴシップにまみれすぎることには、意味を見出せませんでした。

ここで、「キャリア」を考える時に、
業務内容や責任の度合いといった仕事に直接関わる部分だけでなく、仕事以外の部分も含めて考える必要があること、
すなわち「ライフキャリア」を考える必要があるのだということを学びました。

「この会社に就職したら、どんな生活になるのか?」

就職活動を行う際、そのように自分に問いたかったなと思います。

ジェンダーバイアス

もう一つのリアリティ・ショックは、ジェンダーバイアスの存在です。

男性社会だったこともあり、
「女は辞める」と言われ、仕事を任せてもらえないことも多々ありました。
(男性社会全てがそうだとは言いません。)

結婚すれば、「いつ子供ができるか分からないから」と陰で言われ、仕事を教えてもらえない。
好きな食べ物や、休日の食事、夫の収入、家賃などについて聞かれ、皆で共有される。
(これは男性社会だからというわけではなく、雰囲気が良くないだけですね!)

そんなこともありました。

性別という枠組みは大きいものなのかもな、という気づきを得ました。
社会人になり、今まで気づかなかったことに気づいたのでした。


続きます。


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