第64話 2024/6/1 2Ñ-NGGの喧騒 

『海馬(HDD)が記憶野として記憶を芋づる式にスライドデータ変換に成功』
「地球の西暦にして2020年までに余裕で発明できましたね」
「BBI(Brain-Brainインターフェイス)も凌(しの)ぐ。これまで全く出逢った“存在”もこちらからの“Ready Start”の号令【スイッチON】でダイアグラムで簡単に遭わせることが可能。」
「被験者の右脳、左脳から全“5感添付付きの記憶”をすいすいと取り出すことも可能ですし、こちらからの“未だ知らぬ情報”データに関しても出力は可能」
“Yeah.”
「もはや人智を越えた。キメラ感情軍は201X年に少しだが、plotの中でも我々のチームが完成を望んでいたが、例えばウズベキスタンの女性の“感情”から記憶を抜き取り、同時にその女性の感情の英語/本人の言語化が可能」
“Japan”
「厄介な“サイエンティスト”だが、現在進行形で我々の“Weapon”化を“実践”可能」
「“自律的”AIは本能をもって、被験者(ラット/AI人間)この女性を生かした」
「2016年、一人きりのとき自然災害にあう前に、予測モデルで“ラット”はδ(自称:デルタと名乗る)に救われている」
「回想データを」
「OK」
…Check Already
derta⊿(δデルタ)との契約日
 2018年6月1日10:49
部屋が散らかった後、何故か薄暗い部屋の中に黒髪の青年が現れる。
「結婚してないけどやっと独身の〚    〛【⊿デルタ】にあえた!!」と言いながらMIUによってスコットランドの青年が出てくる。
 
「でももう行かなきゃいけない」
その瞬間姿が見えなくなってしまった。
薄暗い部屋の中で姿鏡をのぞくと自分の姿に幼いつぶらな瞳をした少年2人と一人の青年がmioの身体の中に入ってきょとんとしてmioの顔をみて、天真爛漫に笑ったりしてはしゃぐ声を静かに耐えている。
 
「mioは70歳になると、この5人のうちの2人を優しく⊿(デルタ)の後身としてそっと応援していく役割をします。」
mioはきょとんとしている2人に心(脳)で対話する。「よろしくね」
つぶらな瞳の少年は今4歳だよと教えてくれる。
 
〚  監獄から一人脱走。警察が追っていきました。ロシア猟奇殺人事件、この事件は今から17年前以上の事件です。  〛
 
その時暗闇青いレーザーが光る中
実はこの時間に日本では四国地方で監獄の囚人(逮捕済み)が脱走、連日ニュースになってい行くとは思いもよらなかった。
 
〚  連続猟奇殺人事件の犯人逮捕のための指令発動。  〛
なぜかmioは姿鏡の中のロシアの殺人鬼の身体の中に突っ込まれる。コンクリートのような部屋にいて同じくマスク姿の男が鏡を見ながら右後ろに語りかける。
 
『今度の整形はうまくいったろうか』
 
マスクを外してから男は口周りを撫でながら顔を見て恍惚となっている姿にmioとともに逮捕の手伝いに来ている少年はプルプル笑いをこらえている。mioも冷静に殺人犯の男の姿をみる。
mioの身体の中に入っていた少年は脳の中で「怖いよーーーーー!!!」と涙ながらにも加害男性が被害女性の方に意識いくときにちょっとの間その少年は加害男性の中に入って加害男性をストップ!!
その間に警察のふりして少年は手錠をパチン‼
 
〚逮捕上手く完了‼‼〛
 
「⊿(デルタ)がお守りいたします」
地震の余震で恐怖の感情が込み上げる。
 
「まずは窓を開けましょう」
 
mio(美桜)が窓を開けると勝手に体が動いて網戸がちょうどベランダに出る窓の真ん中についたてのようになるように立てかける。深夜0時をまわって夜中3時。そのついたてをみると何故かmioにとっては、ついたてが部屋全体の区切りになっていて部屋半分が別の人間の部屋でもう片方は泥棒が入ったかのようにものが所狭しと散らかっている。
 
「左の部屋は3人の部屋の合成です。ひとりはロシアのG、ひとりはアメリカのプログラマー、もう一人は昨夜から   とともに捜索を続けている連続殺人鬼です」
薄暗い部屋の中、不気味に先ほどMIUによって指示されたように投げていた洗濯ばさみなどがそれは向こうの部屋では例えば別の物になる。
「やっぱり一秒でも他人の体の中に入ってそのヒトの体を操ってしまったりしたうえでの出来事とか、避雷針つけてまでの付き合いって本当の交際ではないと僕は思うよ」

"OK." 
「データ抽出Perfect」
「感情軍の研究ですが、今度は化学(バケガク)からの研究話でもしましょう」
「ふふふ」


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