島根旅行
日記というか備忘録
車を買ってから初めての長距離旅だったと思います。石見銀山を見に行くために泊まりがけで島根に。車を買って日が経ってないのに中国山地を乗り越えるというなかなかハードな旅でした。
アクアス (水族館)
アクアスは綺麗で見やすく解説も沢山あって楽しかった。大きな水槽を色んな角度から眺められたり、トンネル型の水槽とかペンギンを下から見れる水槽とか、展示もいろいろ工夫があってよきでした。島根ではサメのことをワニと呼んで昔から食べていたらしいというのが衝撃。サメは腐りにくく日持ちするため、冷蔵技術の無かった時代から山奥でも楽しめる刺身として食べられていたそうです。
企画展は「この魅力を伝えるにはタイトルでは収まらないのでぜひ見に来てください」でした。オタクなのでラノベ並に長いタイトルに釣られてしまいました。水生昆虫が沢山展示してあり、詳しく呼吸法とか水に浮く原理が学べたり。実際に近くで見たことが無かったので勉強になりました。
ゲンゴロウとかヤゴ、アメンボなど。
人生で数度目の日本海でした。注射針が落ちてても触らないようにって注意書きがあって、日本海って怖いんだなぁと思いましたね。。。
私の友達が日本海と太平洋では雰囲気が違うと話していて、ひとつにつながっている海であっても場所によって全然違う表情をしているのだと勉強になりました。
緯度が違うと色が変わったりするのかな?とか考えたり。水深とか流れの速さでも違うのかな。面白いですね。
橋から水族館を見てみると、建物自体が魚の形になってるみたいで、かわいかった。
今回寄らなかったけど、アクアスは公園と併設されてるみたいで、後ろにレストランとかアクアスパークとかあって、特に滑り台めちゃくちゃ楽しそうだった、、、見どころたくさん。子供居たら1日潰せそう。
外浦(とのうら)
外浦に寄りながら、今井美術館へ。山道を走っていくと、学校のすぐ近くに美術館がある。ちょこんと2部屋だけなので、ゆっくり見ても30分くらい。館内は撮影OKで良心的。
院展の作品が飾ってあって、細かい書き込みが沢山ある素晴らしい作品が、作者のコメントと学芸員の解説付きで見れると言うのがよかった。
あんまり絵について深くは知らなくても楽しめる。どの絵も素敵だし、コメントを読むことでまた見え方が少し変わったり。
断魚溪(だんぎょけい)
次は断魚溪。なんか不思議な川。
駐車場も私の車しかなくて、降りても私一人しかいなくてとてつもなく不安だったけど、川は綺麗だった。川に降りる道が通行禁止になってるけど、迂回路が用意されてる。でも舗装もなくロープが辛うじてあるだけの山道。スニーカーで気をつけて降りて欲しい。
あんまり見たことない形の不思議な川、小石とか砂利とかじゃなくて、岩の上を流れている感じの川。夕方に行ったら谷の間は日が差して来ないから薄暗いし、あんまり整備されてないような山道だしで、神秘的でもあり不気味でもあり。川の上下に向かって一応道らしきものはあったけど、帰り道が不安だったので諦め。次はもっとお昼に来て歩いてみたいな。
夜はいこいの村という所へ。広島寄りの島根、つまり山の中にある。まず景色がよすぎる。お部屋もなんかオシャレな壁でセンスよすぎる。たしかにドアはオートロックじゃないし、いろいろ年季が入ってる感じはすごいするけど、ロケーション最高すぎるのでよし。お風呂からの眺めも最高なので、明るい時間に入って欲しい。
次の日は朝から雲海を見に早起き。
あんまり雲は出てなくて雲海って感じでは無かったけど、朝焼けがとても美しくてゆったりと時間が流れるのがよかった。モーニングはサラダと焼きたてパン。パンがめちゃくちゃ美味しい。個数制限はあるけど種類も沢山あって全部美味しい。
大久保間歩
ホテルを出て、予約しておいた大久保間歩(おおくぼまぶ)へ。10人程度で、ガイドがいないと入れない間歩の中へ入るツアー。私の時には既に予約で満席になってたので、事前に予約するのをおすすめします。
山を登ってから、長靴に履き替えて間歩へ入り下山する2時間くらいのコース。入口近くはスズメバチが多くて私は泣きそうでした。靴も上着も貸してくれて、ロッカーはお金帰ってくるタイプで、とにかく良心的。世界遺産の中を解説付きで巡れる楽しいツアーでした。
石見の歴史的な景観が残る地区
その後はお昼を食べて、五百羅漢とか熊谷家住宅とか回って、石見の歴史を追いながら昔ながらの街並みを楽しみました。牛すじのハヤシライス(with チーズとトマト)が美味すぎてペロリでした。私はハヤシが大好きだけど、あんまり外食で見かけることないから今回食べられて本当に嬉しかった。
五百羅漢は写真撮れないのは残念だけど、本当にいっぱい羅漢が居て飽きない空間だった。胎内巡りとかもあって、意外と楽しい。
熊谷家とかは、3ヶ所が提携してる感じで、それぞれチケットを提示すると割引してもらえたりする。当時の実際の建物を靴を脱いで回るんだけど、家広すぎてびっくりだよ😳そりゃ展示になるような栄えたおうちなのは分かるけど、昔はオフィスじゃなくて家が仕事場だったんだなと思った。そして家族ぐるみで従業員と仲良く生活していたんだなと。面白かった。
仁摩サンドミュージアム
最後にサンドミュージアムへ。
日本一大きな砂時計がある場所。なんと、1年もの長さを測れる砂時計らしい。この砂時計を見るために行ったんだけど展示が意外と面白くて、時間というものについての哲学的な話とか、砂の流れ落ちる現象に対する物理的な話とか、砂時計作成の経緯とかがまとめてあって、どれも面白かった。あと鳴砂っていうのを初めて知った。
あとは道の駅に寄ったりしながら帰ってきた。道の駅で特産品やお菓子を買うのが好きです。また行きたいな。
中四国でおすすめのドライブスポットあればどうぞ。
1泊2日島根旅行
8時に家を出て道を間違えたり道の駅寄ったりしながらアクアスへ。ガソリン4000+高速2000くらい。アクアス1500円。今井美術館500円。いこいの村13000円。
石見銀山で大久保間歩。2000円とか。
三ヶ所と資料館と、お昼はハヤシ。1000円+1000円ちょい。サンドミュージアム800円くらい、道の駅寄って帰った。高速2000円くらい。
トータルで28000円くらい。教訓は「旅行の時はワクチン接種証明を持ち歩こう」です。(ワクチン接種の宿泊割引があった時代)