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三瓶山

三瓶山(さんべやま)へ行ってきました。
妙に評価の高い、謎の「さんべバーガー」が気になりすぎて数時間の道のりをかけて食べに行きました。
ちなみに三瓶山は過去1万年以内に噴火したことがある活火山で、温泉も有名なところのようです♨️

100% SHIMANE🍔

待望のさんべバーガー。100%島根産の原料で作られたバーガーです。
注文してから炭火調理されるらしく、バンズもお肉も表面がカリカリでとても美味しいです。油っこくなくてさっぱりとしたパティで意外と重くないのがよいです。
外にはキャンプ場があったり登山道があったりなので、自然の中でゆっくりと過ごすのもよいですね。

毎週食べたい

そしてバーガー屋さんの向かいにあるのがサヒメル。科学自然館みたいなところです。実は古臭い感じなのかなと思いながら向かったのですが、中はすっごい綺麗でとても面白かったです。
三部山に暮らす生き物たちであったり、島根の成り立ち(元々は大陸と繋がっていたとか)であったり、島根に関する自然の解説が盛りだくさんで見どころ沢山でした。

アカハライモリ
餌をもらえると勘違いしてめちゃ近寄ってきてくれます🤲

印象に残っているのは岩石、化石、剥製などの実物が多くて、実際に触れられたり体験型の展示が多かったなということです。小さい子たちも楽しんでいるようでしたし、私もすごく楽しかったです。
島根の科学館出よく見るのが、大陸と同じ石が島根で発見された、という話です。元々は日本が大陸とひと続きだったことの証明が、島根で見つかっているそうです。

珪化木。木の化石とも言われるらしい。
来世で生まれ変わりたい動物No.1
ゴイサギです。
蛍光を発する石たち。蛍光分析とかやったな〜という記憶が呼び覚まされる。
ニホンアシカ。リャンコ大王
日本にもアシカが居たんですね。
ニホンカモシカ。もふもふ。

別館に入ると、なんとも神秘的な雰囲気の“埋没林”の展示が。埋没林とはなんぞやと思っていたのですが、縄文時代の木が土壌から生えたままの状態で埋没していたということのようです。3000年以上前の木と土壌が風化することなく現代に現れたというのが奇跡すぎて驚きました。

埋没林に関しては、縄文の森ミュージアムが物凄かったです。発掘場所をそのまま展示するというあまりのスケールのデカさにビビりました。普通なら枯れたり腐ったりするところ、埋没していたことで風化することなく現代に現れたということです。
植生や生態など縄文時代の三瓶山周辺の情報が詰まっていると考えるとあまりにも凄すぎて、こんな一般人が見れていいのか?って思ってしまいます。

ひとつ気になったのは、サヒメルでは埋没林をポリエチレングリコールで保存しているのに、縄文の森ではスクロースで保存しているという違いがあるのが気になりました。何か仕上がりが違うのかな?と思ったり。

閉所高所恐怖症の人には厳しいんじゃないかってくらい深くて狭い穴を下っていくと、縄文時代のものとは思えないほどしっかりした根が見れます。
実際に発掘した場所をそのまま展示しているらしくて規模のデカさに驚いた。


この日は山なんて何も無いだろって気持ちで向かったのですがどれも興味深すぎて時間が足りないくらいでした。
山の駅とか川の駅とか是非とも行きたいですね。あとゆめランド布野、気になります。神楽伝承館も是非観に行きたいです。

江の川


サヒメル、スタッフさんがみなさんフレンドリーだったり親切だったりしてとても気持ちの良い場所でした。プラネタリウムの改修が終わったらまた行きます…✩.*˚
次回来たらバーガーのトッピングもりもりを食べたいのと、装備を整えて山を登って見たいところです。

おわり

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