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村上海賊ミュージアム

しまなみ海道のいちばん四国側、愛媛の今治市に属する「大島」にある、村上海賊ミュージアムに行ってきた。

この日は雨の予報で家に引きこもる予定だったのだけど、いざ当日になったら快晴でどっか出かけようと思って家を出た。Google mapで行き先を探していた時に目に入ったのでそのまま目的地に設定。しまなみ海道で海を超えていざ愛媛へ。橋っていう巨大な人工物で海を渡るっていうのが楽しすぎて、さらに晴天で海の景色もよすぎて最高のドライブだった。

お昼すぎに島に到着して、まずはお昼ご飯。
卵醤油で食べる海鮮丼と窓から見える瀬戸内海の風景と新鮮な海鮮丼で、来てよかったなーと思いました。釜揚げしらすを食べるのは初めてで、すごいふわふわしてて不思議な感覚でした。

お腹を満たしてからいざ博物館へ。
館内は撮影禁止でしたが、映像解説や使用されていた道具、当時を再現した実寸大の模型と言った一目で分かる展示だけでなく、文字での詳しい解説もあり、文字を読みたい派の人も楽しめる博物館でした。


村上海賊は瀬戸内海を納めていた人たちのことで、村上水軍とも呼ばれていて海の覇権を握っていたそうです。海賊というと、相手を襲い物を奪う人たちのように思いますが、瀬戸内の海の物流を支えたり、軍事や政治を治めたりと重要な立場でもあったそうです。
重機のない時代に、土地の埋め立てや岩場に船を止めるための木を埋めたり。昔の人は大変な苦労をしながら拠点を築いて、でもそれが攻め込まれにくさを形成していて、月並みだけどすごいなあと思いました。

さらに、PirateではなくKAIZOKUと訳す、というのが印象的でした。海賊というと罪のない人を襲う悪い人たちのように思えますが、藩主からも信頼され瀬戸内海の海をおさめる城も持ち警察のような働きをしたり、Pirateでは表せない独自の存在として確立されていたようです。

海が近いので屋上からの景色も◎

正直、この博物館に来ていなかったら、日本にも海賊が居たなんて知らないままだったと思います。調べてみると、豊臣秀吉が刀狩と共に海賊停止令を出しているそうで、戦国時代には結構な海賊がいたのかもしれません。よく考えれば日本は島国なので海賊がわんさかいてもおかしくないかも。

また、村上海賊を元にした小説「村上海賊の娘」という本が出ているそうなので、ぜひとも読まねば。。。(最近本読めてない)
天気の良い日に通るしまなみ街道は最高に気持ちいいので、また違う島にも行きたいな〜と思います。
おわり

参考にしたサイト

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