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Fukushima50 今年も桜は咲くでしょう

今日、映画観てきました。新型コロナウィルス関係で、お客さんはまばらでした。こんな時期ですが、観てよかった。

吉田所長の現場の部下を危険に晒さなければならない辛さ、本店とのすれ違い、究極の選択、部下への思い。吉田さんがいなかったら、もっと被害は広がっていたと思います。

私たちが東京で湯水のように使っていた電気は、福島第一から送られていた電気なのです。 当たり前に使っていた電気。 足りない分を原子力のエネルギーが補っていた。        

輪番停電は原子力エネルギーが使えなくなり、電気が足りなくなったからなんですよね。

地元で生まれ、育った町に、勤務されている東電の社員の皆さん、皆んな福島を愛していた。

ある意味、国を守るため、戦地で戦った人々のお話でもありました。

私はこの事故の起こる随分前に福島第一の見学施設を訪れたことがありました。

最寄り駅は菜の花が咲き乱れ、とてものどかで素敵な場所だったことを思い出します。

あの地震さえ無ければ…そんな思いをいく度となく繰り返しています。今でも。

映画の中で、

自然を甘く見ていた…というセリフがあります。

人間は自然を支配していると言う錯覚に陥っている。でも、自然には勝てない。        その事を肝にめいじなくては、、、。     そんなことを思いました。

震災後、復興のボランティアに何回か行きました。避難指示区域の方々とお話しをする機会がありましたが、とても良い人ばかり、、。

復興が進み、元の地に戻りますよう、心からお祈りしています。

今年も何も無かったかのように、桜が綺麗に咲くことでしょう!




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