林千勝氏 講演 主権回復記念国民集会【今、世界はどうなっている?】
(4月28日に星陵会館で開催された「主権回復記念国民集会」での林千勝氏の講演)
┃日本よ、独立せよ!
●安全保障の問題で、日本に主権はありません。
核抑止力。防衛産業。スパイの問題。公衆衛生の問題。食料の問題。エネルギーの問題。
●経済政策を見ても、日本に主権はありません。
成長政策。消費税。財政政策。民営化。自由化の問題。外資がどんどん入ってくる。脱炭素の問題。
●社会政策で日本に主権はありません。
移民の問題。多様性の問題。少子家の問題。家族の問題。伝統の問題。歴史の問題。医療の問題。
●戦後処理においても日本に主権はない。
北方領土問題。北方領土はアメリカとソ連が合同で千島列島に侵攻したんです。
米ソ合同『プロジェクト・フラ』という作戦でアメリカがあって初めてソ連兵が上陸できたんです。
アメリカがやったんですよ。主権のない日本はそのことに触れることはできません。
●消費税だってそうでしょう。
財務真理教の問題じゃないんです。
彼らの利権という問題もあるかもしれませんが
それを超えて消費税を下げる(…)を 廃止するというのは、我が国の独立の問題なんです。
そのことは顧みればもう明らかではないでしょうか。
5月19日に広島でサミットが行われました。核兵器のない世界の実現。主権のない日本があのG7広島で、お花畑に終始する危惧が100%あります。
■原爆と独立の問題
計画:“繰り返し投下し続ける
→日本民族殲滅”…の予定
…ところが降伏された為、二度で止めなければならくなった。
原始爆弾は、アインシュタインの手紙もありますが、英米がドイツとの開発競争に於いて開発しました。
それから間もなく投下対象は何故なぜか、日本だけだったのです。ドイツは投下対象の議論に上がっていないのです。
そしてそれは、そもそも軍事施設(…)の連合艦隊に落とすというのが彼らの常識だったのですが。
それがハイドパーク覚え書き(1944年9月)
チャーチルとルーズベルトによって
とっても私には考えられない、あれを人の頭の上に落とすと、日本人に落とすと2人は 覚え書きを締結したのです。
それが原爆資料館に今も展示されております。人知れず展示されております。英文の原文の中段にこう書いてあります。
When a “bomb” is finall available,
原爆が完成した暁月には
It might perhaps, after mature consideration,
多分熟慮の上にだが
Be be used against the Japanese,
日本人の上に落とすと!!!
抽象的な「日本」でも、日本という「国土」に落とす、でもないんです。
大和民族の上に落とす!という覚え書きです。
しかも、もっと恐るべきは
Who should be warned that this bombardment will be repeated until they surrender.
日本人が、大和民族が降伏する迄、繰り返し落とすと、
降伏が遅れれば、或いは降伏しなければ
絶滅させると言ったのですよ。ほぼ絶滅です。
これは私が勝手に言っているのではなく、一次史料にそう書いてあるのです。
そしてこれに基づいて具体的な原爆投下計画が議論され
そして現実に落ちたと、日本人の頭の上に落ちた。
しかも!ルーズベルトとチャーチルは警告って彼らこの段階で言ってたのですけど
警告なしに広島と長崎の人々の頭上に落ちたのは歴史的事実です。
原爆資料館の展示によるすと、原爆投下理由は3つ。
1)日本人に対して市街地、労働者、住民。しかも繰り返し、繰り返し!!
2)膨大な経費を使った開発の国内向け正当化。
表に出た予算は20億ドルと言われてますが。実質今で言うと何十兆円ぐらいのイメージでしょうね。
こんなに莫大な財政支出やって効果が目に見えなければ政治的に持たないということです。
3)戦後のソ連の勢力拡大を抑し、…原爆の効果を見せることによって。
即ち、戦後秩序、戦後の支配、世界支配、覇権はこの原爆の効果を見せることによって成立すると
…この3つが原爆投下理由。
本土上陸作戦の米軍の犠牲の回避というのは理由に上がっていませんね。
このことが日本でもアメリカでも教えられてる投下理由ですが原爆資料館の展示は全くそれを理由にしていません。
その(ハイドパーク覚書1944年9月の)前の年1943年7月に、既に チャーチル首相はこう言っています。
「将来の戦後のイギリスの独立を維持する為には、原爆が必要だ」と。
そういう意味のことを言っています。
チャーチルのスタッフはこう言ってます。
「この原爆の秘密を握った国、原爆を保有する国は絶対的な支配権を持つことになる」と。
つまり戦後秩序とは、核秩序なんですね。
原爆を持ってないのは独立国でないという前提が、1943年の時点で出来ていた。
そのことを我々は 広く知らされていない。
さあもっと大事な話をしましょう。
意識の高い方は、時々こういうような問いを発するのではないでしょうか。
「何故彼らは、長崎に、つまり二発目を投下したのか!」
そういうこと考えたことある方はいらっしゃると思います。
広島はリトルボーイでウラン型オークリッジ研究所。テネシー州。
長崎はファットマンでプルトニウム型でハンフォード研究所。ワシントン州。
別々ですから、2つ落とさなければいけなかったのか!と思うわけですけども。
実はこの問いが間違っているのです。
問うべきは、
「何故彼らはニ発目で止めたのか?」
これを問わなければいけないのです。
つまり大方針は、繰り返し、繰り返しということです。
では具体的にどういうことか!?
さっき費用対効果の正当化という話をしました。或いは、戦後世界秩序を作る為の覇権という話をしました。
原爆の威力を最大限示すことが必要。その為に繰り返し日本人を殺したいのですが、この理由であれば原爆の投下は多ければ多いほど。ね、ニ発落とせば経費は1/2、4発落とせば1/4。10発落とせば1/10ですから費用対効果が全然違うわけですね。
そして破壊力、被害が大きければ大きい大きい程。そして続けば続く程良い訳です。
1発や2発で終わっちゃったら戦後世界の圧倒的な脅威を地球人類全体に行き亘らせる事は出来ないかもしれない。
1発より2発。2発より3発。3発より10発…!!
私は何を言おうとしてるのでしょうか。
私の手元 に1945年8月10日の、マンハッタン計画の最高責任グローブス将軍がマンハッタン計画の主要チームに当てたメモランダムがあります。それをちょっと読んでみますね。8月10日ですよ。
その1番大事な箇所。(……)
つまり、8月の17日か18日以降、天気の良い日に3発目を投下する準備ができていると私が勝手に言っているのではなく、これ一次史料を皆さんにお伝えしています。
この8月10日の同日トルーマン大統領が次のように述べています。
日本降伏が近づいている情勢判断からね
一連の繰り返し繰り返しの原爆投下を一旦停止。
しかし日本は未だ降伏していない。8月10日は、降伏する情報は入ってくる様子はなかった。
米国による原爆投下の非人道性を、トルーマン大統領はこの8月10日に遅まきながら認識した様子…というのを副大統領、その後総務長官になったウォーレスが日記で残してるのです。
8月10日のことを日記に基づいて皆さんにお伝えしました。
そして8月13日
原爆投下の実務の最高責任者、マッカーサーの右腕でハル将軍がおり、戦後は、占領下の琉球知事になっています。
彼とシーマン大佐というのは最高責任者グローブス将軍の補佐ですが
要するに二人の実務の最高責任者の電話会話記録というのがあります。
これを皆さんにお伝えします。
2発の広島長崎の原爆は絶大な効果を日本人に及ぼした。
良かった良かった…というんですね。
そして繰り返し落とすという当初案にそって、3発目は8月19日に投下可能。4発目は9月中下旬に投下可能。5から7発目、上手くいけば8発目も10月に投下可能。10日毎に投下する事が、スケジュール的に堅い。場合によっては本土上陸の侵攻前に一気に落とすという選択肢もある。
つまり 米政府公式発表の
「原爆投下は本土上陸作戦を止める為だった」
という、この言い訳は全くでたらめである!!!
ということが証明されています。
さて話はここから更に深くなってゆきます。
8月14 日、イギリスの駐ワシントン、イギリス大使から本国への電文が残ってまして
それの該当箇所をお伝えし たいと思います。
1番大事な箇所、(…)
「8月14日トルーマン大統領は、3発目 を東京に投下すると言う。」
そのことが念頭にあったのです。そのことが公文で残っています。
しかも、トルーマンは非人道性に気がついた。
アメリカ合衆国の最高権力者の、その思い、意向を
何故、政策に全く反映できないのか
アメリカ大統領より上位の判断者がいたのか、いなかったのか!
日本の降伏宣言がまだ出ていない中、トルマ大統領は再び原爆投下が必要になるかもしれないと考えていた。
8月14日のホワイトハウスでのイギリスのバルフォア外相はトルーマンとの会談を本国に、
「トルーマンは東京への原子爆弾投下を命令する以外に選択肢はないと発言した」と報告しているのです。
当時、昭和20年8月原爆投下後、米国では政治指導層だけでなく、その世論の大半が原爆投下について戦争集結を早め多くの米国の兵だけではなく日本の国民の命も救った」
としてこれを正当化する声が主流でした。
広島長崎に落とすことによって日本国民の命を救ったというのが米国の世論の主流でありました。しかも、戦争集結を早めたという目的は、
デタラメ
です!
正確に言うと、この文脈で真実を述べれば、寧ろ
『戦争集結された為に3発目以降を投下できなかった』
がこの文脈での歴史的真実でしょう。
この事も、日本人には全く知らされてません。
米国ではなお今も、
「原爆によって日本の軍部の全面降伏を早め
以て最終的に戦争の犠牲者を少なくしたのだ」と
「だから投下は正しかった」と! (←嘘!)
ここに、非人道性という、その言葉は(…)でも残っているでしょうか?
2016年オバマ大統領は、広島平和記念原爆資料館を訪れています。5分だけですけどね。
(略)
…欧米の指導者達は本当に内面を見てるのでしょうか!?歴史の本質を見てるのでしょうか!?
私にはそのようには見えないのです。
加害者は、アメリカ,イギリスです。
被害者は、日本人。広島市民。長崎市民。
(略)
…… 翌年1月佐藤首相は結局アメリカ・ジョンソン大統領との会談で日本への防衛協力というよりも、↓こっちが狙いですね
日本の核武装を阻止する事に主眼を置いた米国の核の提供を受け入れた。
(時代は一気に飛んで、現代)
岸田首相は、ハイドパーク覚書を配るべきです。そして
米英首脳の日本人への歴史的謝罪!
これこそが核廃絶の実現の原点だ。
これ以外の原点はない。
そしてそれは真の日米同盟関係の礎になる。
岸田首相が勇気を持って望むのであれば、これこそが核廃絶の彼の理想の実現の原点である。これ以外の原点はない。
近事の中国の急速な核増機。ロシアがドンドン濃縮ウランを中国に送っているのです。ですから10年ちょっとでアメリカ並に1500発かな実践配備格段となると言われてましたがもっと早まるかもしれません。
まさに日本の存立と独立の問題。少なくとも戦争末期に7発8発投下する対象であった日本にだけは絶対に核を持たせないというくだらないグローバリズムルールを廃止しなければいけない。
昭和20年原爆投下は、人種差別どころか日本人の尊厳はゼロでした。彼らは本気でした。
そしてそれは、その後も続いたのです。日本人を存続させない。目に見えない原爆は、その後も日本に繰り返し繰り返し投下されました。
思想洗脳という原爆!
歴史抹消という原爆!
文化破壊という原爆!
経済敗戦という原爆!
日本人喪失という原爆!
そして三島先生の言う日本人はだんだんいなくなっていくんです。日本人は存続させないのです。彼らは。
(略)
日本は今増々米中2局の草刈り場の度を強めています。
目を瞑ってぬるま湯の中で、まどろむ内に溶けてなくなるのです。虚構の安保に守られて、名前を失った列島の上に数千万人の中国人が闊歩して来る、その時代が来てしまうんですよ。
厚労省昨日発表してました。
2070年日本人7800万人
このままほっとけば、そこに1000万2000万の中国人が入ってくるわけですよ、
草刈り場もね 目を凝らしてみれば
日本人を焼きつく焼け野原ですよこれは。
我々日本人はこの焼け野原から 立ち上がらなければならない。
最後に
1929年大恐慌の年、アドルフ・ヒトラーの言葉です。
私はヒトラーの人種差別政策民族差別については100%避難 しますが、その上で…
ワイマール憲法下で地獄に落ちたドイツ国民達、
日本国憲法下で自らを失いつつある日本人。
ちょっと両方重ねながら聞いてみて下さい。
1929年のヒトラーの言葉を林先生が少し今風に変えて…。
もうこうこの会場の皆様の胸のうちには既に日本独立の綱領があると私は信じています。
ありがとうございました。