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嫌いな理由を並べて売りたい

たまに、「嫌いなもの」が気になってしまうことがあって、そんな時は「何故それが嫌いなのか、どの部分に納得がいかないのか」ということを延々と言葉にして頭の中で並べて続けてしまう。「これだけ理由があるのだから嫌いでもいいのだよ」と我が身を慰めたいのだ。

こんなとき、「私さ、アレが好きになれないんだよね」と誰かにこぼしちゃって、「え? 私もだよー! 前からイヤだなーと思ってた!」って同意されて、「そうかー、私がおかしいわけじゃないんだね!」って、それを嫌いな理由を互いに言っては共感し合って…なーんてことができたら少しはスッキリするのかもしれないけど、まあ、そんな友もいないし、あまりそういうのは好きじゃない。

嫌いなものを嫌っていても仕方がない。イヤだと思ったら離れればいいと分かっている。そうやって離れたのに、怖いもの見たさで遠くから眺めては、「やっぱり嫌いだわー」とかやってしまうのは何の確認作業なんだか。

それをする人も、そるが好きな人のことを否定はしない。人それぞれでありましょう。

早く無関心になりたい。