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レスを求めて三千里ーLIVE時グッズの掲げる高さについて

LIVEというのは実に不思議な空間で、その演者がたとえよく知っている人であったとしても、その場所では遠い存在に感じてしまう。パフォーマンスの場所というのはえてしてそういうものではあるのだけれど、演者と観客という立場になってしまうと、実に不思議に思えてしまう。

芸能人が誰かのLIVEに行ったとしても、それは同じらしい。


だからこそ、と言うべきなのか。
そんな晴れの舞台に立っている人に、大勢の中から自分の存在に気づいてほしい、という心理がどうしても働いてしまうわけで。
ある意味、遠くの存在だからこそ、気づいてもらえたときの嬉しさというのは何倍にもなって返ってくるのだろう。

そのために、LIVEグッズを掲げる。

最も多いのは推しメンタオル。自分がそのメンバーを推しているという一番わかりやすいアピールだし、メンバーも探しているフシがある。これは確かにwin-winではある。

次が推しメンカラーのペンライトか。タオルなどは持参する人も多いので、いくら目立つ推しメンタオルといえども、他に同じものがあるとどうしても目立たなくなる。そういう意味でのペンライトは効果的かもしれない。

他にオリジナルのうちわやスケブなども、目立つ、そして推しメンの目に留まりやすいという意味では大きい。

いずれにしても、自分の存在を、あの広い空間で認識させ、なおかつレスまでもらおうというのはかなりハードルが高いのだ。
ただ、そこに気持ちが行き過ぎて、マナーやルールに反することも出てきており、その苦情がおそらく運営に向かったのだろう、そこで開演前の注意につながったのではないだろうか。

見てもらいたい、という気持ちが強くなるのはわかる。レスがもらえる瞬間も、そうは多くない。そのチャンスが来たら、頭はそれしかなくなる。すると何が起きるかというと、少しでも目立たせようとして、タオル等を頭の上に掲げてしまうのである。

フラットな会場なら、当然そのせいで後ろの人は見えなくなってしまう。私も1月櫻坂BACKS LIVEで経験した。
ところがやってる方は、その意識が全くないので困る。

ただそんなことを言いながら、自分もどこかの会場でやってしまっていたかもしれないのだ。
それくらい、意識から消えてしまう。だからこそ、相当注意が必要であり、それをメンバーの方から喚起してもらえるのはありがたい。


かいつまんで言うと、タオル等は胸の高さまで。
その高さでしっかり見えるとメンバーは言っている。

だから結局、高さで競うのではなく、いかにオリジナルを作れるかということなのかなとも思ったりする。スケブなんてのはその代表ではあるけれど、そこに文字を書きすぎても、LIVE中にメンバーの負担になるので避けたい。
あくまでオリジナルは出しつつ、マナーも守り、そしてメンバーが温かい気持ちになれる工夫を。



あとは、個人的なことを少し書いておくとすると。

レス争奪戦も楽しいんだけど、純粋にそのライブを楽しみたいというか、じっくり観たり聞いたりしたいってのもあるんだよね。
ペンライトとスティックバルーンを両方持ってたときは、正直曲に集中できないくらい持ち替えることに神経が向かってたし、ペンライトの色を変えることすら集中を妨げるというのもある。

例えば日向坂だったら、ジョイラの虹を作る、というのも確かに一つの達成感もあるし、自分達もLIVEに参加したという充実感も味わえ、なおかつメンバーも喜ばせることができる。でもそれがために、推しメンを見ることが疎かになったり、曲が堪能できなかったり、そういうことになったら本末転倒な気もする。

櫻坂の場合なんかもっと顕著で、全体のパフォーマンスをじっくり観たい曲が本当に多い。たぶん次に始まる全ツはしっかり目に焼き付けたい気持ちが強いし、もちろんタオルもスケブもうちわも持っていくけど、どこまで使うかわからない。

11月の櫻坂ドームはなおさらだ。
卒業する菅井友香のレスは欲しい。でもそのことで、周りが見えなくなるようなことだけは避けなければ。

自分の座席の位置にもよると思うけど、その辺、自分でテーマを決めてLIVEに参戦する方がいいのかもしれない。



その前に、期限が切れたからという理由でチケプラに削除された顔写真、お知らせが来てすぐに送ったのに、一向に連絡が来ずに審査中のままなんだけど…


櫻坂46・2ndTOUR2022は、9月29日START。

noteの中でも、櫻坂46・日向坂46に特化した内容ですので、特に二つのグループの推し活を経て、皆様に文章で還元できるよう努めてまいります! よろしければサポートをお願い致します。