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推しとして、Buddiesとして、メンバーの言葉をどう受け止めるか 毎日note EX 2023年5月23日付

櫻坂46の9thフォーメーション発表、実質の選抜発表が行われて数日が経過した。
発表そのものは過去と同じで実にあっさりしたものであった。
推しメンが選抜に入った人、BACKSに回った人。さらには推しメンが3列目だった人も、2列目だった人も、フロントだった人も、そしてセンターだった人もいる。

そしてそんなメンバーたちが、少しずつブログやメッセで心境を吐露してきている。

この数日間。
いや、実は発表がメンバーになされてからの日々。
彼女たちのことだからその間も様々な仕事、もしかしたら新曲の振り入れなんかも始まっていたかもしれないこの時期に、それと並行しながら私たちに届ける言葉をずっと考えてくれていたかと思うとそれだけで胸が熱くなる。

例えば、今回センターの山下瞳月。

彼女の場合、自信のなさというのがこちらからすると不思議極まりないレベルであって、あれだけのスキルがありながらなぜそこまで自分を過小評価しているんだろうと思うくらいではあるけれど、それでもそのことにミーグリで触れると「三期生みんなスゴいんですよ」と言っていたのが忘れられない。一緒にいるからこそわかる凄さを目の当たりにして、自分なんて…と思ってしまったことが出発点なのだろうか。
だからセンターと聞いて心配したのは、その面がどれくらい表に出てきてしまうのか、ということだった。

今のところ、それは杞憂のように、見える。

ただ、あまりにも周りに言われすぎるので、前を向いているフリをしているだけかもしれない。実際はずっと葛藤があって、まだどちらを向いていいのかわからない状況が続いているのかも…?とは思っていたが、上のブログで確信に変わった。
やはり何かに葛藤している。葛藤し続けている。
当然といえば当然。

このブログの言葉に、その一端が透けて見えるのだ。

だからこれは、いかに周りのサポートが充実できるかにかかっている気がする。
いや、本当は本人が自分で乗り越えなくてはいけないところなのかもしれないけれど。



そして、BACKSメンのブログ。
正直これを目にするのが最も辛いといえば辛い。
でも、しっかり目にしてあげないといけない、とも思って。

メンバーは、自分を推してくれている人に対して、自分が頑張れる活力の源であると最大限の感謝の意を表し、だからこそそれだけ推してもらっているのに、選抜に入るという結果が残せずにごめんなさい、申し訳ないと謝る。

一方で推している人々は、たとえどんな状態でも、どこにいようと絶対に見つけると、あなたが好きだから推しているんだから謝る姿は見たくない、と口にする。そんな言葉を出させないように頑張る、と意気込む。

素敵な関係性だなと思うんですよ、いつも。

だからこそメンバーは言葉に悩むのだろうと。
そんなふうに言われるかもしれない、とわかっているからこそ。

だから時間がかかるんだろうと。

なんというか…
本当にみなさんのことを思ってブログ書いてるんだと思う。
どんな言葉を選ぶか、というのは、私もこうやってnoteを書いている人間だからその一端くらいはわかるんだけど、本当に時間がかかるんだ。

その結果「ごめんなさい」「申し訳ない」という言葉が出てきたら、もうそれは、その言葉でしか表現できない、ということだと思うんだよね。


謝る言葉なんか聞きたくない、それも痛いくらいわかる。

でも少し立場を変えて考えて欲しいんだ。

本当に愛をもらってばっかりだと感じてて、そのお返しをしたいのに、できる場所に立てなかった。だからごめんなさい、という言葉くらい、言わせてあげてほしいんだよ。
この状況になって、その謝罪の言葉さえ取り上げられてしまったら、彼女たちはどういう言葉を選べばいいの。

それが偽らざる、推しの皆さんへの心からの言葉なんだよ。
聞きたくない、と拒否するんじゃなくて、彼女たちの心からの言葉をちゃんと受け止めてあげてほしい。

推しならば。

だってみなさんのことを考えて謝罪してるんだもの。

そこはね
わかってあげてほしいなぁと思うんだ。


推しているみなさんの気持ちも、めちゃくちゃわかる。
わかるけれど、敢えて。



今回の9th、なんとなくだけど、いろんなところから感じる熱量が半端ない。
メンバーもそうだし、そんなメンバーを推すBuddies一人一人の想いもそう。SNSから漂ってくるそのアツさが並々ならぬ感じがしてたまらない。

確かにね
数字も大切だと思う。
どれだけの枚数を売り上げたかとか、前作を超えるか超えないかとか、MVの再生回数だとか、ストリーミングの数字だとか、ラジオ等のリクエストとか。
大事よもちろん。
だってそれが、年末のあの歌番組へ繋がる、って考えたらそりゃ大切に決まってる。

でも大事なことってそれだけじゃないというか、もっと根本的なところにもあるような気がしてならない。

数字のような理系的発想じゃなく、ガチガチの文系的発想で申し訳ないけれど笑



やはりその数字を上げるために必要なのは、人間の感情だと思うんだよな。


気持ちが大事、なんていうと、まさに昭和の発想とか揶揄されるかもしれないけれど、さ。
でもモチベーションって大事じゃない?

数字を出すためには行動が必要で、その行動の源泉って気持ちでしょ。


私が9th跳ねそうな気がする、というのはまさに気持ちの熱量の部分のように思うんだな。
メンバーは、もっと自分を推してくれている人のために頑張りたい、自分が頑張れる理由はBuddiesだと言ってくれている。
ありがたい。本当に。
そして推している皆さんは、推しメンにもっと素晴らしい景色を見せてあげたいと、今以上に誰が見てもわかるポジションに立たせてあげたいと願って動く。実に尊い。そして、それも気持ちだ。

その、それぞれの人の気持ちが、数字を生むんだ。

私はそう思っている。

いや、確信している。


人間相手にするビジネスで、人間の感情を無視する商売の仕方は、間違いなく成功しない。数字なんか出ない。



推しメンのブログはもちろん、推しメン以外のブログも、ぜひ目を通していただければ。
何か今まで見えなかったものも、見えるかもしれない。



9thシングル、気持ちで全てに打ち克とうみなさん。

さすれば結果は必ず出る。

私はそう信じています。






noteの中でも、櫻坂46・日向坂46に特化した内容ですので、特に二つのグループの推し活を経て、皆様に文章で還元できるよう努めてまいります! よろしければサポートをお願い致します。