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【一部有料部分あり】感情の向かう方向はどっちだー櫻坂46 9thフォーメーション発表 毎日note #20 エッセイと小説の月曜日 2024年5月20日付

はじめに。

Buddiesの皆様、9th選抜発表をいろんな感情を持ちながらご覧になったことだろうと思います。

いろんな感情、というのは、言葉どおりの意味です。いろいろです。

私もそうでした。

今からそんな9thフォメについて、いつもどおり川島が勝手に語っていくわけですが、基本的には未来に向けて、提示されたこのフォーメーションを肯定的に見ていきたいと思います。


いえ、わかっております。
繰り返しになって恐縮ですが、このnoteをご覧になりにおいでになった皆様が、それこそ多種多様な思いを抱かれていること。

ただそれを百も承知のそのうえで、ここは私の想いを優先させてください。
よろしくお願い致します。
いつもありがとうございます。

それと、後半部分を久しぶりに有料設定させていただきました。
無料noteでは書けないことまで、結構踏み込んでいるつもりです。
100円いただければ、お読みになれるよう設定しています。
で、ここからが大事なのですが。
せっかくなのでこの収益、今回は櫻坂に還元したいと思っています。

ズバリ、BACKSメンの誰かのミーグリに投げます。

12名の方に100円でご購入いただくと、1枚投げられます。

たかが1枚、されど1枚。

どなたに投げるかは私に決めさせていただきたいですが、もちろん推薦大歓迎です!

仕事中に突如思いついたこの企画ですが、定期にしたいと思っていますので、ぜひよろしくお願いします。


長い前置き失礼しました。
それでは参りましょう。






敢えてSNSをシャットアウトして、初見で発表を見る、というのを、おそらく初めてやってみた気がする。
ネタバレ絶対阻止!という皆様の得たいワクワク感というか、そういうものを知ってみたかったというのが最も大きい。


一応、おさらいしていきましょ。

まずは、みう!
選抜おめでとう!
もうここは、間違いないと思っていた。
みうに関しては、あとはどこの場所に入るか、というところに焦点が移っていた気がするくらい。

実に面白いなと思ったのは、キャプテン松田里奈の隣に、ずっとBuddiesの間で次期キャプ候補とか、副キャプ就任時間の問題とか言われている中嶋優月が、隣で並ぶこと。
三列目ということは、選抜の全体像が俯瞰で見られる位置でもある。

運営がまつりに期待することは何だろう。
キャプテンとしての帝王学を、横についてゆーづに学ばせてほしいと思っての配置だったら面白いけど、ないか笑

2列目。

大園玲のポジションは、もはやどこであったとしても見つけられる自信があるので問題ない。
ただ、その隣に森田ひかるで、おそらくフロントを予想していた人にとってはここで声が出てしまった可能性が高いなと。

…私がそれだったのだが笑

えっ!?るんちゃん二列目!?っていうのが基本あると思うけど、私の声は少し違って。

えっ玲ちゃんの隣!?って意味で笑

玲ちゃんの隣にるんちゃんを置いて、乾杯させまくる振付とかなら平和でいいんだけどな。

それはともかく。

櫻坂46の強さというのは、表題メンの強さもさることながら、BACKSメンのスキルアップの凄まじさがよく言われる。それももちろんそのとおり。
ただここ最近は、この二列目の強さが本当に目を見張るものがあるなと思っていて。

二列目の役割とはなんだろう。

私はずっと、フロントメンを支えつつ、フォメの中では中心に位置することによるバランサーという意味合いを強く感じていた。だから選ばれるのは、能力的にもバランサーな人たちが多いのかなと。

ただ今回は、楽曲を聴いてみないとなんとも言えないところはあるけれど、的野美青がこの2列目に入ったのは本当に大きい。

松田里奈が3列目にいて、的野美青が2列目にいる。
ここからなんとなく感じるのは、歌唱力の重層構造というか。
まつりの総合力と、みおの低音。
もちろん二人だけではないのだけれど、意外とこの曲、歌を聴かせる曲になるのかもしれないという思いがある。

あとは、もう言うまでもないメンバーの強さたるや。

センター経験者を揃える傾向にあるのも2列目の特徴で、肩肘張りすぎないがために自分の魅力を最大限パフォーマンスで発揮できる方法論も知っているメンバーが取り揃えられたようにも思うのだ。

8thで経験値を積んだみおも含めて、心配材料が見当たらない2列目だと思っている。


そして。



初めて、何の情報も入れずにフォメ発表を見て思ったことは、「今回のセンターは?」というあの瞬間に、ゼロコンマ何秒で今呼ばれていないメンバーの顔が頭の中を駆け巡っていったこと笑 さらに答えが出るまでに正解が発表されてしまって「ああああ………」となったこと笑

というわけで、推しメンであり同郷の星である山下瞳月さん!センターおめでとう!

どうなんだろ。櫻坂46の表題センターって、聞かされたとき最初によぎる想いとは。
坂道ってどこもそうかもしれないけれど、表題のセンターに選ばれて喜びを爆発させているメンバーって、ほぼ見たことがない気がする。
そのとてつもない重圧というか責任感というか、押しつぶされそうになっているのを必死で抗っている感じがする。

とにかく彼女は、あれだけのスキルと能力を持ちながら、ずっと自信がない、というところからスタートしたメンバーである。

自信なんてものは、他人に言われて持てるようになるものでもないし、自分の中で完結しないといけないもの。
こちらが例えばどれだけ誉めたとしても、もちろんそれが社交辞令ではなく本心からの言葉だとしても。
それで彼女の心が動くかと言われたら、それはわからないとしか言いようがない。

で、今回。

そんな自信のなさは、どれくらいまで解消できたのだろう。


櫻坂46の表題センターなんて、誰でもできるわけではない。

そんな場所においてすら、彼女の心は動くのかどうか。

ただこのコメントを言うときの表情は、自分に自信のない人のそれではないと思う。
もちろん、センターに対する想いは様々あるだろうけど、前しか向いてない。だからあんなに力強いセリフが出てくるんじゃないかと、極めて好意的に解釈している。少なくとも自信のない人のセリフじゃないなと。

あと、山下瞳月センター曲というと、Buddiesの多くが期待を寄せるのはやはり、彼女がセンターとして披露したあの曲たちのイメージではあるだろう。

この2曲が強すぎるのだ。
でも、山下瞳月から別の魅力を引き出そうとするなら、敢えて違う路線で勝負するのもありかもしれない。
もしかしたら、そのヒントになりそうなのが、田村保乃・守屋麗奈というフロントメンの存在かもしれないなあと見てて感じていた。

とはいえ…
そうなるとどうしてもタイトルの「自業自得」が引っかかる。
このタイトルだと浮かんでくる画がどうしても静寂やカタミラ方面。
そちらを突き詰める、というのならそれももちろん見てみたい。

果たして。


というのが、ひととおりフォメを見ての感想ではある。
最初にも書いたとおり、Buddiesがこれだけたくさんいらっしゃれば、一つの想いをみんなで共有しましょう、というのがいかに難しい話かと誰でも知っている。
私なんかも、選抜に推しメンのほとんどが選出されたことで、そこだけとってみれば喜ぶべきことではある。

でも、なぜだかやはり、そんな気持ちは湧き上がって来ず、どちらかというと曇天の空のような色をした空気に支配されているのが現実だ。

なぜだか、と書いてはみたものの、なぜかは実はわかっており。
いや私だけではないはずで、皆様のお気持ちがすっきりと晴れないとすれば、その原因もおそらく同じではないだろうか。

9th盛り上げていかなきゃいけないのはもちろんわかっているので、ネガティブなことは口にしたくない。少なくともTwitterではそんな話はしないと思う。

欅坂46が出すことのできなかった9thシングル。
その枚数にようやく達した櫻坂46の歴史。
それは、これからも続いていくグループの歴史として、ある意味でこれまでを振り返って足跡を考え、そのあとで前を見る場所でもあって。
その節目に、三期生が先頭に立つ。

そんなシングルを応援しない理由があるわけがない。
特に欅の木をずっと心に置いている人であるならば。



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