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今野義雄氏カンファレンス概要に感じることー特に櫻坂日向坂の内容を中心に 毎日note EX 2024年7月4日付

東京ビッグサイトですか。懐かしいなぁ笑
最後にあのあたり行ったのいつでしったけね。2022年1月のバクラのときだったかな。国際展示場駅の近くのベンチで簡単な食事をしてたら、某番組のスタッフの人にインタビューされまして。結局放送されなかったと思うんですが笑

ちょうどそのときにこの場所が真正面に見えてましたね確か。

この近くには例の、二人セゾンでの平手友梨奈ソロダンスのMVシーンロケ地もあり、聖地巡礼の意味を確認した場所であるので、思い入れの深い場所でもありますが。


私は今回行ってませんが、このビッグサイトで、坂道トップである今野義雄氏のカンファレンスがあったとのことで、これはとても興味がありました。この日東京に行ってたら間違いなく参加してました笑

有料での開催とのことなので、内容を公にしていいものかは難しいところですが、Twitter上でその内容をまとめてらっしゃる方が複数おられるので、おそらく大丈夫なのだろうという判断のもとでこの文章を書いています。
何かに引っかかりそうならご指摘ください。


結構多くのレポを拝見したんですが、総論の部分プラス櫻坂日向坂に関わる部分で確認をしていきたいと思います。



全グッズの売り上げの半分は生写真

これは正直驚きました。
一方で、タレントの肖像権は当然持っているはずなので、少ない予算で大きな収益をあげるとしたら、そりゃ当然かという思いも同時にあります。
しかも、そこに直筆サインを入れるだけで、おそらくそこから爆増の売れ行きになっているとも思われます。これも、メンバーの労力以外の経費はかからないという。
この後のLIVE収益の話とも紐づいている気はするんですが、相当シビアなところに言及しているなぁという気はしました。

オンラインミーグリの重要性とリアルミーグリのシート

握手会勢から残るファンというのがどれくらいいらっしゃるかわかりませんが、握手会復活を叫ぶ方々の数というのは一定数あります。
私の場合は確かに握手会が沼の入口だったものの、握手そのものは別になくて構わないですし、悪手が負担だというならナシでOK。直接会って話せるというのが大きいわけですから。となると、今のリアルミーグリの形で個人的には十分です。
少し前のリアミーは、まだ実験段階だったとも言えると思いますが、特にマイクが酷く、音割れなどというのはだいぶ派手な方ではありますが、何しろ近づかないと聞こえないわけです。それがどこまで近づけばどれくらいの聞こえ方をするのか、こちらには全然わからない。匙加減があまりにも難しいし、そのうちにタイムアップになるしでかなりストレスでした。
飛沫は防ぎ、声は通す。
よくあんなものを開発している企業が探し当てられたものです。感謝しかない。

やはり海外を意識していると思われる櫻坂

伏線は至る所に張られていたわけです。
まずは国内でのLIVEで、どれくらいの海外Buddiesが来てくださるか、それを今回のドームでも見たかったのだろうと私は思っています。
漏れ伝わってくる情報だけで判断すると、機を見計らっている気はしています。楽曲にしても、ステージ構成にしても、もちろん演出にしても。
「K-POPアイドルは外国語の習得も積極的にしている」という話があったようですが、例えば中嶋優月の英語の挨拶や、藤吉夏鈴の韓国語の挨拶などでその一端を櫻坂も見せ始めているので、メンバーがこぞって語学を勉強しだすと「そのとき」は近いのかもしれませんね笑

地方からの新しい動きを活性化させようとしている日向坂

これも個人的にですが、宮崎で行われるひなたフェスが成功裏に終わるかどうか、とても注目しています。もしこれが成功し、例えば他の都道府県からの依頼がくるようなことがあれば、相当次につながるイベントであったことになります。先日日向坂が参加しような、地方フェスも意外と存在するので、そういうところを狙いに行く、もしくは宮崎でのフェスを恒例化するというようなことになれば、他のアイドルが真似できない新しい道が見えてくるかもしれない。そしてそれが軌道に乗れば、これはかなり地盤の強いアイドルグループになるかもしれません。いや、なってほしい。
何度も言いますが、ひらがなけやきの血を受け継ぐグループなのです。ひいては欅のDNAを持つグループ。柔なはずがないんです。その基礎力の強さはきっとこれからもっと発揮されると思っています。

ライブは収益がほぼゼロ

それぞれ事情はあると思うんですが、特に櫻坂はLIVEが命とも言えるグループです。そのLIVEで収益がゼロというのは、実に由々しき問題だと私は感じています。しかも、ことLIVEに限ってこれを解消しようとすると、値上げしかなくなるわけで、こちらに跳ね返ってくる。私はそれでも行くと思いますが、さすがにその価格では申し込むことすらできない、とせっかく見たい人が見られないという事態も起こりえます。
私は経済学も経営学も一切学んでいないので、全くもって理解しかねるんですが、なぜドーム2日間超満員という数字を叩き出して、収益がゼロになるのだろうと。
確かにお金を使っていそうなところはなんとなくわかりますよ。
でも他に方法がないものかなと強く思う次第です。
繰り返しますが、LIVEで売っていくのが櫻坂のスタイルなのに、その売上はグッズ頼みで、しかもその売上の半分は生写真となってしまうと、…うーんという気分にもなります。
プロが雁首揃えてアイデアを出し合った結果、それでも利益が出ないということは、もうどうしようもないのかもしれませんが、それでも何か方法論を探って欲しいところではあります。

櫻坂ZOZOマリン、日向坂ハマスタの聖地化について

乃木坂46の聖地が神宮球場になった経緯を私は存じてないんですが、櫻坂ZOZOマリン、日向坂ハマスタの聖地決定にまつわる動きを見ていると、さほど大きな意味があったような感じはしないnが、いかがでしょうか。
正直、日向坂横浜、というのがまず意味が分かりにくすぎる。これで思い入れを持って、と言われても困惑しかないわけです。無理やり、薄すぎる繋がりを考えてみるに、例えば櫻坂の場合なら、幕張新都心はイオンのお膝元なわけです。イオンカード繋がり。確かにイオンカードさんにはお世話になりっぱなしですが、逆に言うとそれくらいしか思い浮かばない。

櫻坂とINIの同日発売について

「狙ったわけではなく、本当は避けたかった」という発言があったようですが、私の記憶が確かならば、INIさんの発売日が先に決まってて、後から櫻坂9thが発表されたような気がするんですが。違いましたかね。
発表のタイミングが遅かっただけで、本当はもっと早くに発売日が決まってたというならそれでいいんですが…
これだけたくさんのアーティストが乱立する中で、初週1位が狙えそうなアーティストが上手く1位を分け合うというのは、確かになかなか難しくなってきている気がします。

そもそも安パイで1位が狙える日に発売して、初登場1位!⚪︎作連続1位記録!と言っても、その記録に何か意味があるのかなと率直に思ってしまいます。だから本当は、こういうガチンコ勝負をバロメーターとする方がいいのかなと思った時期はありました。ただこれをやるとどうなるか、例えば乃木坂と櫻坂と日向坂で同日発売とかを行うと、地獄を見るような気もしますな…誰も得しないというか。

まぁでも、偶発的なものだったという発言はとても大きいので、次作以降はうまくやっていただきたいと心から思います。

記録は破られるためにある。それでいいと思います。
個人的にはですが、欅坂から続く16作連続?の1位がかかっている!坂道シリーズで初週1位が取れないとしたら、61作ぶり!などと煽ってはいましたが、正直言われるまで知りませんでした笑 そういう層は実は結構多いのではないかと。
そして、記録が破られた今、何かが変わったかといえば、特に何も変わっていない。メンバーは相変わらず尊いし。

でも、
もしそうだとしても、やはり発売日が重なると、プライドが優先されてしまうのでしょう。絶対勝ちたい!という思いが沸々と。
だから悪手なんです。ヲタクの心を弄んだところで、そこには雑草も生えない土地しか残りません。

発売日設定は本当にニッチな作業になると思いますが、ぜひよろしくお願いします。

K-POP戦略との対比

今野さん、ガラパゴスという言葉を使っておられたようですが、確かに日本独自のルールに縛られているところはあって、それは法的な問題も絡んでくるので難しいところですね。
法律の問題がクリアにできるという前提で、ぜひ検討していただきたいのは、カンファレンスでも話が出ていた、LIVE中の写真撮影であったり、動画撮影、それらの動画サイトへのアップロードです。2次利用、というやつですね。
著作権肖像権の問題があるのは当然承知していますが、逆に考えると例えば櫻坂なんてLIVEが最も訴求力があるにもかかわらず、あまりに新規さんに紹介できる動画が少なすぎる。いきなり円盤を勧めるのはハードルが高すぎます。もちろん全編とは言いませんが、各LIVEから一曲ずつくらいはそういう曲をピックアップして、LIVE終わりに松田里奈がよく言う「思い出として拡散してください!」というあれは相当大きなポイントになりそうな気がします。
損して得とれ、ではないですが、あまりに著作権肖像権を守りすぎると、逆に結果として損してしまうこともあるかもしれない、と実はよく考えています。
昨年のJAPAN EXPO、パリ公演でもマレーシア公演でも、動画を撮ってサイトにアップしてた人があんなにいたことで思わされたのは、もしかして日本が結構特殊なのかもしれない、ということと、これだけたくさん並ぶと確かに印象には残るよな、ということでした。
「2次利用は著作権的にNG」などといつまでも言ってていいのかどうか。
著作権というのが著者作者の権限、そしてそれを守るためにあるのが著作権法だとは思うのですが、海賊版等が闊歩している現状で結局守れていないのではないかと思うのは私だけでしょうか。
本当に著作権というものが生きてくる方策を、探って欲しいものだなと思います。

デジタルコンテンツを利用してのイベント参加について

もちろんこちら側の意見ではありますが、正直CDという形態そのものがもう古さを感じてしまいます。古いものが全部悪い、とは言いませんが、どうも限界がきているような気がしてならない。それはやはり、同じCDを一人で複数枚購入する、という無理がそう思わせているのだろうと思います。
CDの売上がオリコンであり、さらにはそれを軸とした指標がBillboardである以上、仕方ない部分はあるやもしれません。ただ、たとえそうだとしても、そろそろ新しい形態が必要になるのではないかと。
これだけデジタルコンテンツが世を席巻している時代に、昭和や平成の名残のようなCDという文化が相応しいのかどうかも含めて、慎重に検討していただきたいと思います。

総括として

なんといっても衝撃なのは、やはり「LIVEは収益が出ない」という事実でした。とはいえ、コンサートビジネスとしてそれはあまりにも本末転倒すぎやしないかということも率直に思います。
LIVEを継続してもらうために、グッズを買う、というのも本末転倒感が半端ないわけですが笑

あれだけ高いスキルのダンスを披露してくれる櫻坂、観る方を楽しませたい!という思いは誰にも負けない日向坂、それぞれのLIVEを守るために、何をどうしていくべきなのか、私たちもできることは他にあるだだろうかと、いろんなことを考えたレポたちでした。

(まだ追記の可能性あり)

noteの中でも、櫻坂46・日向坂46に特化した内容ですので、特に二つのグループの推し活を経て、皆様に文章で還元できるよう努めてまいります! よろしければサポートをお願い致します。