さくらこ
大学も終盤に差し掛かり、「就職」という現実が近づいて来る。 不況まっしぐらな当時。 とても厳しかった。 成績が大学でも良かった私は大学院、というものも頭の中でちらついていました。 だが、実家の経済が許してもらえなかった。 私は何も言えなかった。 大学3年の後期に、父が不況の煽りをくらい、早期退職の道を選んだから… ちなみにその会社は父が退職後、半年で倒産しています。 今思えば良かった。 母に父の退職を告げられた時、激しく反対しました。 怖かったのだ。 大
続きまして。 さくらこの大学時代から始まる事にします。 私は昔から本が好きでした。 漫画もアニメも大好き。 俗に言うアニオタだったでしょう。 大学は英文学を選択しました。 大学は県下では割と品のいい大学。 部活はハンドベル。 勉学は好きでした。 親に大枚叩いて行かせてもらった大学。 1コマでも無駄にすまいと勉強しました。 そして、私はたまたまアルバイトの同僚のオタクの女の子を通じて、ある人物と出会います。 名前はヒロ。 同じ年の女の子。 小柄でも明
はじめまして。 さくらこと申します。 もちろん本名ではありません。 桜の花が好きだから。 家族は祖母、父母、姉が2人。 1人の姉は結婚していて、義兄、甥が2人います。 最初は軽く家族の事を。 家族仲は円満。 まずは祖母。 祖母は1人県外へと出た私を心配してくれてます。 自分こそ今年で95歳。 自愛して欲しい、長生きして欲しいと思ってます。 父は元ホテルマン。 現役時代は子育ての「こ」の字すらもしなかった父。 なんだかぶっきらぼうだけど、末子の私を甘
