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【シンママ】シンママ家庭の防犯対策とは?

シングルマザーになって不安なのが、強盗や泥棒が入らないかということ。

家族は私と子ども2人だけ。世間で「女こども」と舐めた言い方をされてしまうとおり、犯罪者には狙われやすそう。

このnoteでシングルマザーになったことを公開するのをためらったのも、シンママ家庭と知られて、悪意を持つ人に狙われないかが心配だったから。

ひとり親家庭になってから、これまで以上に施錠はしっかりして、不要な場面ではシングルマザーだということは明かさないようにし、宅配便は宅配ボックスで受け取るようにした。


他人を家へ上げるときは、さらに慎重になる。

先日、洋服ダンスの扉が外れてしまった。鏡が付いた重い扉で、蝶番に引っ掛けるのにコツが必要らしい。子どもたちと三人がかりで汗だくになり悪戦苦闘したが、取り付けられない。誰かの手を借りなければならなくなった。

実家は遠いし、近所で頼める人はママ友ばかり。家に上げても安心で、こんなことを気安く頼めて、力持ち、という適任の人はいない。

部屋の真ん中には仏壇と大きな夫の遺影があり、最近死別したばかりであることが、ひと目でわかってしまう。

お隣のパパさんに頼もうか、それも図々しいかな。

数日前にチラシが投函されていた便利屋さん。何でもやると書かれていたけど、信頼してもいいものか…?

結局、少し遠方の家具修理専門店に依頼した。頼んだ箇所の修理だけでなく、全体を調整してくださったので、多少高かった手数料にも納得の作業内容だった。

防犯対策で何をしていいのかわからなくて、玄関に木刀を置いてみた。

これは、息子がフリースクールのお出かけ先で買ってきたもの。

「土産物店の木刀は誰が買うのかと思っていたら、本当に買う人がいたよ!」と当時は大笑いした。

息子は木刀で遊ぶのに飽き、居間の隅に転がされ、つまづきそうになるので、そろそろ捨てるつもりでいたのだが。

玄関に置いた木刀は、文字どおり「用心棒」という役割を得た。

あぶなっかしい私たち3人家族を見守ってくれているようで、外出するときや夜に施錠を確認するとき、この用心棒君に向かって心の中で「ありがとう」とつぶやいている。

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