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あれこれ

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私が経験したこと、考えたことをまとめています。頭の中の整理。
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#日記

ワンワンはかわいいし、森山直太朗の歌声にジンとくるし、ネイルはだんだん剥げていく

12月までは普通にマスクをして出歩いたり、旅行したり、会社に出勤したり、誰かとごはんを食べたりと、「超絶★細心の注意」を払うような生活ではなかったのだけれど、年明けからコロナの感染者数が急増し、生活が一変した。まさに急転直下。州政府は週末外出禁止令を出し、会社は週5日の在宅勤務となり、ほとんど家から出ない生活がスタートした。 最初のころは「最近外食も多かったし、ダイエットのチャンスじゃん!」などと張り切り、 - 糖質制限にチャレンジして会社のメンバーに布教し、 - ダイエッ

#56 2022年がやってきた。抱負を5つ書いてみたよ。

新年あけましておめでとうございます。 自分で決断したとは言え環境が大きく変化した2021年を駆け抜けて、何なら2022年も三が日が終わりそうで、時間よ、もうちょっとだけゆっくりしていかないか、と声をかけたくなる気分です。 2022年、意識していきたいことは以下の5つ。 1. 未知の物事に出会ったとき、粘り強く追いかけて調べる。新しく知ったことは、何らかの形でアウトプットする。 毎日新しい出来事や概念に触れているのに、それらを見逃してしまったり、たまに興味を持って調べたり

#05 髪飾り

お母さんが花の髪飾りを作ってくれた。 私の大学の卒業式用に用意してくれたもので、既製品のお花をヘアピンの台座にくっつけた形になっている。クリーム色と、ピンク色の二つ。 思い返せば大学五年間、両親には本当にお世話になった。 経済的に苦しいから地元の大学に進学してほしいと言われていたにも関わらず、遠くの大学に通い始めた私をずっと支えてくれた。 部活の人間関係で悩んでいるとき、バイトに疲れたとき、楽しいことがあったとき、悲しいことがあったとき、真剣な相談があったとき、 両親、特

#07 0655と2355

みなさん、おげんきですか? すこし更新が滞っていました。 今年は桜が長いこと咲いていたような気がします。 ほんと、よく飽きもせず、毎年毎年きれいな花を咲かせてくれるんだから、 やっぱり植物って偉大ですよね。結論が雑。 私は三月末に無事新居への引っ越しを終え、この間までプロフィール欄に 「就職間近の大学生」なんて書いていたんですが、 ついに「新・社会人(というか会社人)」になってしまいました。 2時就寝11時起床みたいな大学生スケジュールを送っていた私が、 この一週間はな

#08 ふわふわしたもの

人って限りなくふわふわした存在だなぁと思う。 触り心地がふわふわしてる、とかそういった意味ではなく。 そのふわふわで癒されることもあれば、 そのふわふわゆえの掴みどころの無さに気が滅入ることもある。 私はおそらく(というかかなり)人を頼って物事を解決することが多くて、 つらいことも楽しいことも、誰かと共有して、共感をしてもらって、慰めてもらいたいほうだし、実際にそうやって生きてきた。 大学時代ある友人に、「あなたは人を頼るのが上手だよね」と、 良い文脈の中で言ってくれ

#09 ババ・バスオ

地元の福岡に帰省中。 福岡市民に馴染みの深い西鉄バスに乗って、 後ろから二番目の窓側の席に座る。 西鉄バスには私の高校時代の思い出がたくさん詰まっている。 朝7時前、毎朝ギリギリの時刻にバス停に着き、信号待ちのバスに乗り、 当時付き合っていた人からのメールに返信し、 英単語を必死で覚える。 暗記系の勉強は全部通学中にしてしまって、 帰宅してから頭使う系の勉強に時間を割いてたりしたっけ。 夜7時過ぎ、部活で汗だくになった後に再びバスに乗る。 帰りは誰かと帰路を同じくするこ

#10 お迎えとお見送り

約一週間の福岡帰省を終え、再びひとりの部屋に戻ってきた。 当たり前のように、私の部屋は出たときのまんま私を出迎えてくれて、 本当は家を空ける前に片づけてしまいたかった家事たちが、モノたちが、洗濯物たちが、控えめに挨拶してきた。 挨拶されたからにはやるっきゃねーなぁと、旅の疲れで重たくなった体の調子を見ながら、一日かけてゆっくりと部屋を綺麗にしていった。 お陰で明日に持ち越される仕事はなくなったし、今晩は久しぶりに一人の時間を楽しもうかしら、なんて、ちょっとルンルンな気持ち。

#11 夕焼け

夕焼けに、どうやら私は弱い。 おそらく人には、 何だかセンチメンタルな気分になりやすい時間帯というのがあって、 私の場合夕方がそれに当てはまるみたい。 朝方の何でもうまくいきそうなポジティブな気分でも、 夜中の不確定な未来に悩むときの憂鬱な気分でもなく、 何かが終わってしまうような、切ないようなこの気持ちは、 天気の良い日の夕焼けを見たときにしか感じることができない。 小さいとき、夕方はさみしい時間帯だった。 小学校から帰り、友達と遊びに出かける。 遊ぶのは大体近くの

#12 ラジオ

みなさん、ラジオって聴きますか? 私はたまにスマホのラジオアプリを起動して、 なんとなく面白そうだと思った番組を、気まぐれに聴くことがよくあります。 聴き始めるのは大体キリの悪い時間で、 番組をぽちっと押すと、コンテクストの分からない会話がするするとイヤホンから流れてくる。 でも不思議と疎外感はなくて、 ちょっとずつ番組の内容が分かってきて、 なんとなく参加してるような気分になってきて、 あぁ、人の声ってやっぱり落ち着くな。 なんだか電話に似てるな。 そんなことを思いなが

#13 神様が見とーけん

満員電車の中、後ろに立っていた若い男性に、肘で思いっきり押された。 いまでも思い出すと泣きそうになる、今朝のこと。 いつも通り混んでいる東京の地下鉄で、私はつり革を持てない真ん中の列にいた。 目の前の女子大生はつり革を持っている。電車が揺れ、前に抱えている私のリュックが少しでもぶつかるたびに彼女は振り返る。迷惑です、といった顔をしてくる。 あまりにも振り返られるもんだから、少し後ずさってしまった。 ただでさえ狭い車内、そうやって後ずさると自分の背後の人との距離が近いな、少

#14 豚バラ大根

雨が降る日が増えて、ジメジメして、色とりどりに咲いた紫陽花が少し枯れ始めるころ、 私の誕生日はやってくる。 毎年誕生日に必ず電話をくれるのは、遠くに住むおばあちゃん。 母が私を産んだ日、合歓の花(ねむのはな)がとても綺麗に咲いていたんだよ、って毎年言う。 高齢出産だった私の母の身を案じながら遠くの病院まで向かう道すがらで見かけた合歓の花のことを、ずっとずっと覚えているおばあちゃん。 なかなか見かけることのない合歓の花。 人生で一度だけ咲いているのを見たことがあって、

#15 重たいリュック

最近、毎日寝る前15分に悩むことがある。 「この小説、読む?」って。 今読んでいる小説は、かなり分厚くて重い。 通勤リュックに入れると結構重いし、もう少し身軽に通勤したいな、なんて思う。 kindle版?出てないんだなこれが。 朝夜の通勤での自由な時間は限られているから、 日経新聞読んで、好きな音楽聴いて、SNSめぐって、アプリで漫画読んで…なんてしてたら、結局その本を読む時間なんてトータルで15分に満たないことなんてザラ。おかげでこの本を読み始めてもう2週間経った。

#16 梅雨で好きなもの

なーんの変哲もないことをつらつらと書きます。 梅雨で好きなもの5選。 1.ちょっと涼しい空気真夏って気温も湿度も高くて不快指数がうなぎのぼりなんだけど、 梅雨は気温が20℃くらいの涼しさじゃん。 雨が降ってるのはあんまり好きじゃないけど、雨がひとしきり降った後の涼しさは好き。早朝とか夜とか、外を歩くのが楽しくなるよね。 2.冷やし中華を食べ始められること考えてみてください、一年で冷やし中華を食べられる期間のことを。 5~9月。こんなに美味しいのに、実はそんなに長くないんで

#17 読書感想文が書けなくて

私は読書感想文が書けない。 読書感想文だけじゃなくて、「感想文」がとても苦手である。 小中高生のころ、幾度となく出された感想文の課題。本はそこそこ読むほうだったけれど「感想は?」と聞かれると途端に閉口してしまう。 小学校2年生の夏休みの課題で『ガリバー旅行記』の読書感想文を書いたときなんか、 最初の一枚目をほとんど内容の要約(ほとんど丸写し)に費やし、 どの場面で感動したか、どのストーリーが楽しかったかは書かず、 最後の段落で「何がすごいかは読んでみてのお楽しみ」なんて書い