二胡はうるさい?なるべく静かに練習する方法はある?
二胡は、中国の民族楽器で、女性の声のような美しい音色が出ます。
東洋のバイオリンとも呼ばれています。
とはいえ、始めたばかりの頃は音がうるさく感じてしまったり、集合住宅で練習するときは周りに迷惑をかけていないか心配になりますよね!
二胡はうるさい楽器なの?
正直二胡がうるさいかどうかは人の感じ方によります。
ここでは「騒音計」を用いて、実際私が二胡を練習している時の音量を測ってみました!
うるさいと感じる基準(デシベル)
まず「うるさい」の基準について以下にまとめてみました。
二胡の騒音レベルは何デシベル?うるさい?
では私が二胡を練習しているときに、譜面台に騒音計を置いたときの数値を発表します。
振れ幅はありますが、大体80〜90dbほどです。
これは、通常の外弦・内弦をただ弾いていた時なので、感情的な曲を弾けばもっと大きい音になるかもしれません。
基準に当てはめると、人が「うるさい」と感じる楽器になります。
音楽を奏でるので、どう感じるかはまた別のような気もしますが、数値的には、二胡の音はパチンコ屋の騒音と変わらないレベルになります。
他の楽器のうるささは?二胡は楽器の中ではうるさくない
ちなみに、他の楽器についても調べてみました。
二胡は、同じく弦楽器のギターやバイオリンとほぼ同じです。
楽器自体、日常生活の音ではないので、どうしても近隣には迷惑をかけてしまいがちです。
さらに練習段階となると、なかなか美しく弾けないことも多く、より周囲にとってはうるさく感じてしまうかもしれません…。
二胡をうるさくなく練習する方法は?
次に、二胡を静かに練習する方法について紹介していきます!
二胡がうるさい場合の対策①弱音器を使う
定番ですが、いちばん音が消えるのが弱音器です。
二胡の駒の部分に挟んで使います。
弱音器をつけて弾いた時の音の大きさも測ってみました。
弱音器をつけると、大体70dbほどまで下がるので、通常時よりも20db下がります。
ただ、デメリットが一つあって、長時間弱音器を付けていると蛇の皮に傷がついたり、音が響かなくなる可能性もあります。
適度に使いながら、週に一回は大きく響かせる練習などができるといいですね!
ちなみに最近では、二胡の音が出る空洞部分に被せる形の弱音カバーも中国でありますが、あまり音が大きく変わることはありませんでした。(写真を撮ったら随時追加します)
二胡がうるさい場合の対策②カラオケや公園・スタジオで練習する
普段は仕事で家に帰るのが遅い場合は、土日にまとめてカラオケや公園で練習するのもいいですね。
あとは、レンタルスタジオは楽器の練習場所として作られているので、気軽に利用できます。
公園は、最近楽器が禁止されていることもあるので、一度調べてから練習することをおすすめします。
あと、私が聞いた話だと、家の近くの海辺で練習なんてロマンチックな人もいました♪
二胡がうるさい場合の対策③騒音吸収マットを窓に貼り付ける
これも私が試したことですが、音を吸収する防音シートを窓や壁に貼り付けて練習する方法です。
少しは効果ありましたが、弱音器ほどではありませんでした。
二胡がうるさいかどうかは、一度測ってみるのがおすすめ!
もし自分の二胡の音が周囲にとってうるさいかどうか気になる場合は、一度騒音計で測ってみるのがおすすめです!
家族にベランダや家の外に立ってもらって、数値を測って、どれくらいの音の大きさか試してみるのもおすすめです。
その上で、自宅で静かに練習したい場合は、やっぱり弱音器が一番おすすめです。
もしくは、公園やレンタルスタジオ・カラオケですね!
ちなみに私はマンションですが、午前10時から夜8時までなら楽器OKという許可をとって練習しています。
とはいえ、家だとどうしても騒音を気にしてしまい、二胡の響きが育たない気もするので、時たまレンタルスタジオを利用して、思いっきり響かせるようにしています!
二胡をこれから長く続けていくのであれば、弱音器は1つくらい持っておいていいと思います。
うまく弱音器を活用しながら、二胡も上達していきましょう♪
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